中国地方と四国地方の風俗店巡りを観光がてらしてみたいなと考えていませんか?
中国と四国地方には有名な歴史のある風俗街があります。立ち並ぶ風俗店の傾向も違うため、楽しめることでしょう。
以降では、中国地方と四国地方を観光する予定のある外国人観光客に向けて、有名な風俗街の特徴と歴史について詳しく解説します。興味がある方は、ぜひ最後までご覧ください。
中国エリアの有名風俗街1:広島県の「流川(ながれかわ)・薬研堀(やげんぼり)」
広島県内で大規模な風俗街として有名な「街流川」と「薬研堀」周辺について紹介いたします。
流川・薬研堀の魅力・特徴
流川・薬研堀は、広島市中区にある、中国・四国エリアで大規模の歓楽街でありソープ街です。
「新宿歌舞伎町」や「福岡の中州」と同等の面積を誇っています。
東の方角に進むと店舗型風俗店が多くありますが、西側は少ないため風俗店巡りをするなら東側がおすすめです。
また、風俗店だけでなく、クラブやキャバクラ、居酒屋なども混在しており、お酒を楽しんだあとに風俗でのプレイを楽しむこともできます。
流川・薬研堀の歴史
流川・薬研堀のエリアには明治時代まで遊郭がありました。しかし、原爆で焼失し、復興後に色街として栄えたあと現在の形となったのです。
広島には明治時代まで西側と東側に遊郭があり、東側にある「東遊廓」は、薬研堀の周辺にありました。
「東遊廓」は明治35年にあたる1902年に成立した遊郭で、原爆が落とされ焼失したあとは赤線として栄えており、現在残っている建物はその赤線当時のものです。
当時、妓楼が40軒ほどに200人を遥かに超す娼妓がいたとされています。
アクセス【胡町駅から徒歩すぐ】
広島電鉄「胡町駅」から徒歩すぐのところにあり、薬研堀へは「胡町駅」から徒歩で約6分で行けます。
中国エリアの有名風俗街2:岡山県の「岡山」
中国エリアにある岡山県で有名な風俗街「岡山市」のエリアについてご紹介します。
岡山の魅力・特徴
以前はソープ店もありましたが2023年現在は営業を終了しています。
その代わりに現在の主流はデリヘルで、特に、岡山駅周辺、岡山インターチェンジ付近はラブホテルが多く、デリヘルの人気が高いです。
他にも出張型の風俗店にオナクラや風俗エステがあります。
岡山はデリヘル激戦区ですので、素人専門店、熟女・人妻店、ぽっちゃり店とさまざまなコンセプトのお店があるのが特徴です。
岡山の歴史
岡山には東遊郭(東中島町)と西遊郭(西中島町)があり、明治初期には、東西合わせて120戸ほどの遊女屋があったとされています。
「全国遊廓案内」によれば、東遊郭(東中島町)と西遊郭(西中島町)を合わせると、約750人の娼妓を抱えていたという記録も残っています。
東遊郭と西遊郭は、終戦直前の大空襲により大きな被害を受け、戦後、旧日本軍が公認した売春宿として再興したところもありました。
しかし、1940年代に貸座敷と娼妓を廃止とする法令が施行されたため、遊郭は無くなり赤線に移行。その後、昭和30年代に施行された「売春防止法」によって赤線区域の歴史も幕を閉じ、現在の住宅が多い街へと移り変わりました。
アクセス【JR岡山駅から徒歩すぐ】
JR岡山駅の周辺に、ラブホテルが多く点在しているためデリヘルを利用しやすいです。
東中島町に行きたい場合は、徒歩だと約30分かかるため、10分で行けるタクシーがおすすめです。
中国エリアの有名風俗街3:岡山県の「倉敷」
中国エリアにある岡山県の有名な風俗街「倉敷」をご紹介します。
倉敷の魅力・特徴
倉敷は岡山県で2番目に人口が多い市で、デリヘルの人気が高いです。
最近ではメンズエステの店舗も急増しており、メンズエステ目当てのお客さんも増えています。
倉敷市内の中心部には商店街が立ち並び、その周辺には居酒屋やキャバクラの店が軒並みを連ねて夜は賑わいを見せています。
水島地区にもスナックやキャバクラが数多くあり、倉敷と水島どちらの地区も店舗型の風俗店は数軒で、デリヘルがメインです。
倉敷の歴史
倉敷には、昔「川西遊郭」がありました。
川西遊郭の跡地は、倉敷駅交差点を進み倉敷一番街を抜けたところにあります。
川西遊郭は明治4年に成立し、昭和10年前後に最も栄えたとされています。
しかし、昭和32年ごろに売春防止法が施行されたため遊郭は廃止されました。
また、倉敷市玉島は、以前天満町と呼ばれる遊郭があり、現在も旧天満町の遊郭跡は古い木造建物が並び当時の雰囲気が残っています。
旧天満町の遊郭の区画は、天満町公会堂をさらに進んだ先にあります。
アクセス【倉敷駅から徒歩すぐ】
倉敷駅周辺にはラブホテルが数多く集結しており、倉敷駅から南に進んだ倉敷市立図書館の周辺や阿知神社の周辺、倉敷美術館周辺にもラブホテルが広がっています。
水島駅付近にもホテルはありますが、倉敷駅周辺のほうが数が多いので探しやすいでしょう。
四国エリアの有名風俗街1:香川県の「八重垣新地(やえがきしんち)」
四国エリアにある香川県の有名な風俗街「八重垣新地」をご紹介いたします。
八重垣新地の魅力・特徴
八重垣新地は、香川県高松市にある代表的な風俗街です。
高松市城東町二丁目にあることから「城東」と呼ばれることもあります。
四国最大の風俗街としても有名で、風俗法が厳しく風俗店が少ない中国地方の岡山県からもお客さんが集まってくるほどです。
もともと八重垣新地は遊郭でしたが、現在はソープ街として栄えています。
店舗型ヘルスも密集しており、気分によってソープとヘルスの両方を楽しめるのも醍醐味です。
また、この街は現在も戦後にできた古い建物が多く残り風情を感じる一方で、城や宮殿など外国の文化を感じられる外観の風俗店も多く存在します。
そのため、日中は昭和ノスタルジーな雰囲気が漂っていますが、夜になれば非日常感を味わえるネオン街へと姿をかえ、不思議な街ともいえます。
八重垣新地の歴史
明治時代に発展していた八重垣遊郭が元々の姿でした。
八重垣遊郭は、戦後に赤線として賑わいを見せたあと、売春防止法の施行がきっかけで現在のソープ街へと姿を変えました。
高松港の前身となる東浜港があった当時、埋め立てによって土地が広がり、その過程で新たに出来た土地が「八重垣新地」と呼ばれるようになり、やがて遊郭が作られたとされています。
アクセス【高松駅からタクシーで約5分】
高松駅から徒歩で城東町2丁目を目指すと25分ほどかかりますが、タクシーで向かえば5分ほどで到着します。
周辺にはソープ店やホテル、コンビニや飲食店があります。
四国エリアの有名風俗街2:愛媛県の「道後温泉」
四国エリアにある愛媛県の有名な「道後温泉」の周辺をご紹介します。
道後温泉の魅力・特徴
道後温泉は、夏目漱石も愛した日本最古の温泉街で、歴史ある温泉の歓楽街として現在も国内外問わず人気のスポットです。
風俗街のシンボル的存在となっている「道後ヘルスビル」があり、名前の通りヘルスの店舗が集っています。
ソープ店も数軒あり、そのうち老舗が多く占めています。
風俗街のメインは、道後ヘルスビルがある温泉町ではなく、道後多幸町周辺です。
道後温泉の歴史
「ネオン坂歓楽街」は、かつて遊郭として栄えていた歴史があり、売春防止法が施行されるまでの約80年間、松ケ枝遊廓として営業が続きました。
明治初期あたりになると「ネオン坂歓楽街」と名前を改め赤線へ移行し、当時はアーチの「ネオン坂歓楽街」という看板がありました。
現在は老朽化により撤去され、残っている建物も少ないですが、遊郭建築として有名な建物も残っています。
宝厳寺と書かれた石碑のすぐ横にある建物がそれにあたり、当時の様子が目に浮かぶようなキレイな状態で保存されています。
アクセス【道後温泉駅から徒歩約5分】
道後温泉駅から道後ヘルスビルまで、徒歩で約5分で到着します。
駅から道後温泉本館へは徒歩で3分のところにあり、道後ヘルスビルからも近いため、プレイを楽しんだあとに温泉を楽しむこともできます。
まとめ
中国エリア、四国エリアにはたくさんの風俗街があり、なかでも有名な場所が以下の通りです。
【中国エリア】
- 広島県の「流川(ながれかわ)・薬研堀(やげんぼり)」
- 岡山県の「岡山」
- 岡山県の「倉敷」
【四国エリア】
- 香川県の「八重垣新地(やえがきしんち)」
- 愛媛県の「道後温泉」
各風俗街は昔遊郭だった歴史があり、赤線へ移行したことがきっかけで現在の街の姿へと変わった経緯があります。
現在も、遊郭時代や赤線時代の建物が残り、当時の雰囲気を体感できる場所もあります。
ぜひ、中国エリアや四国エリアへ観光に訪れたら、風俗店巡りだけでなく、歴史に触れる旅も楽しんでみてください。
【中国・四国エリアにある有名な風俗街】
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Q&A
Q:中国エリアで有名な風俗街は?
A:広島、岡山県にあります。広島県では広島市にある流川・薬研堀のエリアに大規模な有名風俗街があり、岡山県には岡山市と倉敷市に有名な風俗街があります。
Q:四国エリアにある有名な風俗街は?
A:四国では香川県と愛媛県にあります。香川県では高松市にある八重垣新地が有名であり、愛媛県では松山市にある道後温泉周辺が有名です。