濃いの、好きでしょ?

深夜0時すぎ、ふたりで入ったのは駅前の家系ラーメン。
化粧はもう少し崩れて、私の髪にも彼の指にも、スープの香りがうっすら残る。
「脂、ふつう?多め?」
店員の声にかぶせるように、彼が耳元で囁いた。
「君は…どっちが好きなの?」
その一言だけで、私の中で別のスイッチが入る。
ラーメンをすする彼の喉仏を見てるだけで、どこかが熱くなる。
こってり濃いスープ、極太の麺、白く炊かれたご飯。
全部が、身体のどこかとリンクしてるみたいにエロい。
店を出た瞬間、彼は手を引いて私を路地裏へ押し倒した。
「さっきからずっと我慢してた」
シャツの隙間から指が滑りこむ。
まだお腹のあたりにラーメンの熱が残ってるのに、
それ以上に熱いものが、今 体の中に押し寄せてくる。
まるで──
「お前も…こってりが、好きなんだろ?」
深夜0時すぎ、ふたりで入ったのは駅前の家系ラーメン。
化粧はもう少し崩れて、私の髪にも彼の指にも、スープの香りがうっすら残る。
「脂、ふつう?多め?」
店員の声にかぶせるように、彼が耳元で囁いた。
「君は…どっちが好きなの?」
その一言だけで、私の中で別のスイッチが入る。
ラーメンをすする彼の喉仏を見てるだけで、どこかが熱くなる。
こってり濃いスープ、極太の麺、白く炊かれたご飯。
全部が、身体のどこかとリンクしてるみたいにエロい。
店を出た瞬間、彼は手を引いて私を路地裏へ押し倒した。
「さっきからずっと我慢してた」
シャツの隙間から指が滑りこむ。
まだお腹のあたりにラーメンの熱が残ってるのに、
それ以上に熱いものが、今 体の中に押し寄せてくる。
まるで──
「お前も…こってりが、好きなんだろ?」