パパ日記

今日は父の日なので
千穂の父の話をしたいと思います




なんとなく
母の日よりも
少し地味な雰囲気の父の日


千穂がそんな風に
感じるのは
千穂の家庭環境の影響もあるのですが




千穂の父は
無口で仕事人間

仕事ばかりで
家にはあまりいないし
いても寝てるか
起きてても会話はほとんどないし

だから、
父からのあったかい温もりや愛情を
感じた事はなくて


いつも
家族のためにお仕事頑張って
真面目にコツコツ努力をする人で

たまに千穂のおうちに
父の仕事仲間がやってきて
食事する事があったので
その人達から聞く父の話で父の見えない姿を知り

人から信頼されている人なんだなぁと
感じていました

　


そんな父なので
子供の頃の
父との思い出はあまりないのですが

2度メチャクチャ怒られた
記憶だけは
しっかりとあります



一度目は、小学4年生くらいの頃
太ももを手形が付く程のビンタをされ怒られた時の事
悪い事して怒られたんだろうけど
その理由はあまり覚えてなくて
その時の記憶から蘇る感情は
悲しい気持ち
と
なんでこんなに怒られたんだろう？？
という疑問点



そこに
父の言葉や怖いイメージの記憶はなく
ただただ
痛いのと普段話さない人から
ビンタされたショック


太ももにある父の赤い手形を見ながら
なんでこんな事されたんだろう？と悲しい気持ちでいっぱいになり
泣いてたのを思い出します




父はきっと
言葉で伝える力がない人なので
その時の千穂には
何も伝わらなかったのでしょう

でも
父はきっと千穂に
大事な事を言いたかったはず


千穂の間違ってる考え方や行動を
忠したかったはず



父の愛情表現は
あのビンタの手形にあったのかもしれません



おそらく
あれだけの手形が付いたので
父の手も痛かったはずだし
父の心も痛かったはず

だって、千穂は1人娘
千穂を可愛がる事は全くしてくれなかったけど
可愛くないはずがありません



可愛い娘を引っ叩いてしまったーと
少しは後悔して胸も傷んだはず




きっと、きっとそうだ
と信じたい




どーなの？？お父さん
あの日の事覚えてるかな？？






大人になった今だからわかる事

あの時の記憶から
今色んな事を感じています




大人になって
子供の時のように
一緒に生活を共にしなくなっても

親子の関係は永遠にこうして
続いていて
繋がっているんですよね




父の日の今日
千穂は父に産んでくれて育ててくれて
ありがとう

千穂は父のその真面目にコツコツと
努力する姿を見て育ったお陰で
それをお手本に
何事にも忍耐強く真面目にお仕事できる
人間になれました

父からの無言メッセージ
ちゃんと受け取ってるよって
伝えたいです




父に感謝を伝えたい人
リアルタイムでパパ業を頑張っている人は
感謝される人

家族内の立場によって
色んな今日があると思いますが

父の日、母の日がなくても
普段から感謝の気持ちを持ち続け
伝えられる人で
いたいものですね





あ！

　そうそう！！

もう一つの千穂の父とのエピソードは
またの機会にしておきますね😉




長くなったけどここまで読んでくれて
ありがとうございました


❤︎宮崎千穂❤︎