ゆずきです。
➡︎続き
ガンにならない薬を買わせようとしてくるお客さんに軽く反撃した日から、しばらく日が経ち、さすがにもう来ないやろーっと脳内から完全にそのお客さんの存在が消えた頃、
奴は再び現れた。
どうやら知識の補填をしたらしく、以前にも増してそれっぽく熱弁をしてくる。
ゆず(ほぅ、面白い。受けてたとうではないか)
⬆︎
いつも変な所で熱が入る。
ゆず「ガンになるためには、複数の遺伝子変異が必要じゃんか?どこの段階でガンを防いでくれるの?」
ゆず「まず最初はその細胞が増殖能を獲得することだけど、そこから防いでくれるなら脂腺増殖症も一部のイボも防いでくれるん?」
ゆず「え?細胞内に入っていくん??細胞膜にくっつくんじゃなくて??」
毎回ゆずきが軽い反撃をし、それに答えられないお客さんは急にヌキを要求して最後は大人しく帰っていく、ということを半年ぐらい繰り返した。
そしてそのうち来なくなった。
完
➡︎続き
ガンにならない薬を買わせようとしてくるお客さんに軽く反撃した日から、しばらく日が経ち、さすがにもう来ないやろーっと脳内から完全にそのお客さんの存在が消えた頃、
奴は再び現れた。
どうやら知識の補填をしたらしく、以前にも増してそれっぽく熱弁をしてくる。
ゆず(ほぅ、面白い。受けてたとうではないか)
⬆︎
いつも変な所で熱が入る。
ゆず「ガンになるためには、複数の遺伝子変異が必要じゃんか?どこの段階でガンを防いでくれるの?」
ゆず「まず最初はその細胞が増殖能を獲得することだけど、そこから防いでくれるなら脂腺増殖症も一部のイボも防いでくれるん?」
ゆず「え?細胞内に入っていくん??細胞膜にくっつくんじゃなくて??」
毎回ゆずきが軽い反撃をし、それに答えられないお客さんは急にヌキを要求して最後は大人しく帰っていく、ということを半年ぐらい繰り返した。
そしてそのうち来なくなった。
完