声に出せない快感

「こっち、来て」
彼に誘導されて立ったのは、部屋の大きな姿見の前。
背後から抱きしめられた状態で、彼の手がまた胸元へ伸びてくる。
「見てごらん、自分がどんな顔してるか」
鏡越しに映る自分の表情が、あまりに無防備で、恥ずかしかった。
でもその羞恥すら、快感を増幅させていく。
唇が耳元に触れる。
「あ、…っ」
思わずもれた声を、彼の手が軽く塞ぐ。
──黙ってるのに、こんなに伝わってしまう。快感って…ずるい。
「こっち、来て」
彼に誘導されて立ったのは、部屋の大きな姿見の前。
背後から抱きしめられた状態で、彼の手がまた胸元へ伸びてくる。
「見てごらん、自分がどんな顔してるか」
鏡越しに映る自分の表情が、あまりに無防備で、恥ずかしかった。
でもその羞恥すら、快感を増幅させていく。
唇が耳元に触れる。
「あ、…っ」
思わずもれた声を、彼の手が軽く塞ぐ。
──黙ってるのに、こんなに伝わってしまう。快感って…ずるい。