🦀前回の日記の続き

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「僕の気持ち分かってもらえなくて本当に悲しかった」

この言葉を聞いてから私の接客スタイルは変わりました。

その言葉を聞くまでは

「抜けばいい」と言う考えが大前提でした。

全てのお客様は射⚫️のために来ているのだから

抜いていれば他のサービスが劣っていても

何とかなると思っていた節もありました。

そんな調子だったので

私はある本指名様に大失敗を犯してしまいます

“お客様の気持ちを無視する接客“を

当時、1年以上通ってくださったお客様にしてしまったのです。

そのお客様は「女の子とお話をすること」が

大人なお店に行く1番の目的の人で

もちろん抜きますが、抜けない日があっても

全然大丈夫な人で私もそれを理解しているつもりでした。

でも、所詮は理解したつもりになっていただけで

お客様の気持ちに寄り添うことが出来ていませんでした。

いつも通りそのお客様は

180分の枠の中の150分を話しまくります。

これはいつも通りというか何回かしゃべりすぎて

プレイなしで帰ったこともあるくらいでした。

いつも通りに過ごしていることが

お客様のサービスだったのに

私は普段なら言わない一言を言ってしまいます。

それは退室時間5分前になった時です。

普段なら時間が押しちゃうからこのまま楽しく

おしゃべりをしてお客様は帰るところだったのに

何を思ったのか私は….

「時間急ぎになっちゃうけど抜く？？」

一見相手を気遣った発言をしたつもりだったのですが

お客様の心をこの一言で傷つけてしまいました。

その場では、プレイもせず何事もなく

本指名様はお帰りになりましたが

後日、またお会いした際に

お客様に言われました。

「りょうかさん。僕が君に会う理由分かってる？

そりゃ抜いてほしい時もあるよ。でも、君との時間が

楽しいから毎月来てるんだよ。そりゃ抜くのも好きだよ。

でも、僕は君と楽しくお話しする時間が大好きなんだ」

「君は全部分かってくれてると思ってたのに。

あの時“抜いてく？？“と言われて悲しかった。

こんなに会って色々話したりしてるのに

僕の気持ちを分かってもらえなくて本当に悲しかった」

普段はパワー系の人なので、人に弱い所を見せない人が

その時だけ本当に弱々しく悲しそうに話す姿を見て

私は「なんてことをしてしまったんだ…」と

深く反省をしました。そして、ちゃんとお客様と

向き合おうと決めました。

抜くだけじゃなくて

お客様はそれぞれ想いが会って私に会いに来てくれる

私はその思いを踏み躙ってはいけない。

手探りで全部のお客様の気持ちは分からないけど

分かろうとする努力をしよう。

そう心に誓った瞬間から

私は「お客様が求めるもの」を研究し始めました。

そこから今の私の接客スタイルに繋がりました。

完全にお客様の求めているものを

提供できている訳ではないですし

まだまだ改善点が沢山ありますが

私はもっとお客様に寄り添えるキャストになれるよう

これからも頑張っていきたいと思います。

もう私のお客様を悲しませないために。