パークの照明が“お前がいないと光れねえ”って言ってた

朝、トースターからパンが飛び出した瞬間に

「おおっ！トイストーリーの仕掛けか！？」って声出した。

違う。焼きすぎただけだった。

でもパンの焼き目がミッキーの形っぽく見えて泣いた。

“幻覚ミッキー”3回目。末期。

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仕事中、電話鳴った瞬間に「はい！ミッキーです！」って出そうになった。

やばい。社会人としてアウト。

でも心はずっとトゥーンタウンの中で働いてるつもり。

上司からの指示も、「ゲストの安全確認よろしくね～」って聞こえてる。

現実は「明日の会議よろしくね」だった。夢から叩き落とされた。

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昼、ポップコーンの匂いがした！と思ったら、

隣の席の人がカップ麺にバター入れてただけだった。

ポップコーンじゃないのかよぉぉぉおおおおおお！！！（泣）

でも泣きながら「うまそ…」って言った自分はすでに崩壊してる。

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帰宅後、TVのリモコン探してたら手に取ったのがファストパスの紙。

なぜここに！？って一瞬思ったけど、3年前のやつだった。

しかも「モンスターズ・インク」って書いてあって、

そのまま5分間眺めて泣いた。無言で泣いた。

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風呂の湯気で曇った鏡に、自分でミッキー描いた。

そのあと「やぁ！ボク、ミッキーだよ！」って自分で言って

何が何だかわからなくなってそのまま風呂で疲れ果てた。

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でもやっぱり思う。

夢の国に行かないと、私の“情緒”が迷子になる。

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以上、現実で“魔法の力”を探し続ける人の記録でした。

パーク行けないなら、もう自分がファンタジーになるしかない。

明日からはプリンセス名乗って生きます。