溶け合う吐息、重なるカラダ

「んっ…くち、苦しい……」
彼の舌が絡んで、喉の奥まで熱くなる。
ただのキス、なんかじゃなかった。
唇を吸われて、舌を這わされて、
吐息さえ奪われるその瞬間——
あたしの中、何かがほどけていった。
ベッドの上、服は途中まで脱がされたまま。
シャツの隙間から、
彼の指がゆっくり滑り込んで、
わざと焦らすように胸の先をなぞる。
「ん…ぁ、やだ……そこ……」
そう言っても、彼の手は止まらない。
吐息が絡まって、肌と肌が擦れ合って、
身体の熱がじわじわと混ざっていく感覚。
ゆっくりと、でも確実に重なっていく身体。
最初は冷たかった手も、
今はあたしの熱で、どろどろに溶けてる。
奥まで挿れられるたびに、
耳元で甘くくぐもった彼の声がこぼれるの。
「……好き、もっと、溶けたい……」
あたしも同じ。あなたの中で、
溶けてしまいたいの。
吐息ごと、身体ごと、
あなたとひとつになって。
今夜、ふたりは——とけあっていく。
「んっ…くち、苦しい……」
彼の舌が絡んで、喉の奥まで熱くなる。
ただのキス、なんかじゃなかった。
唇を吸われて、舌を這わされて、
吐息さえ奪われるその瞬間——
あたしの中、何かがほどけていった。
ベッドの上、服は途中まで脱がされたまま。
シャツの隙間から、
彼の指がゆっくり滑り込んで、
わざと焦らすように胸の先をなぞる。
「ん…ぁ、やだ……そこ……」
そう言っても、彼の手は止まらない。
吐息が絡まって、肌と肌が擦れ合って、
身体の熱がじわじわと混ざっていく感覚。
ゆっくりと、でも確実に重なっていく身体。
最初は冷たかった手も、
今はあたしの熱で、どろどろに溶けてる。
奥まで挿れられるたびに、
耳元で甘くくぐもった彼の声がこぼれるの。
「……好き、もっと、溶けたい……」
あたしも同じ。あなたの中で、
溶けてしまいたいの。
吐息ごと、身体ごと、
あなたとひとつになって。
今夜、ふたりは——とけあっていく。