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  • 皇帝別館
    KOUTEIBEKKAN

    KABURAGISHIZUKI Diary

    ※女性プライバシー保護の為、画像・動画の保存等はお控え下さい

    10月11月って忙しいですよね……

    少しでも現実を忘れて楽しんでもらいたいので、わたしも誠心誠意頑張ります!
    まあ、わたしのほうが楽しくなっちゃって終わりたくない😢ってなっちゃうことのほうが多いんですけど、、、

    初対面からイチャイチャしてようやく打ち解けてお話盛り上がって仲良くなり始めたときくらいに図ったみたいにコール鳴るんですよね😭



    10月11月って忙しいですよね……少しでも現実を忘れて楽しんでもらいたいので、わたしも誠心誠意頑張ります!まあ、わたしのほうが楽しくなっちゃって終わりたくない😢ってなっちゃうことのほうが多いんですけど、、、初対面からイチャイチャしてようやく打ち解けてお話盛り上がって仲良くなり始めたときくらいに図ったみたいにコール鳴るんですよね😭

    10月11月って忙しいですよね……

    少しでも現実を忘れて楽しんでもらいたいので、わたしも誠心誠意頑張ります!
    まあ、わたしのほうが楽しくなっちゃって終わりたくない😢ってなっちゃうことのほうが多いんですけど、、、

    初対面からイチャイチャしてようやく打ち解けてお話盛り上がって仲良くなり始めたときくらいに図ったみたいにコール鳴るんですよね😭



    「こっちの方が遠回りやから人少ないねん。歩ける?下駄痛かったら近い方いくけど」

    「ううん、大丈夫。多分」
    「無理すんなよ。とりあえずそこのコンビニ入ってジュース買お。お菓子も欲しかったら好きなの選んでええで。バイト代入ったとこやから豪勢にどーぞ」
    公園前のローソンで、コーラとジンジャーエールを買った。とはいえ、結局ふたりとも他にはなにも買わなかった。
    店を出るなり、雄大は一気に3分の1ほどコーラを飲み干した。余程喉が渇いていたのだろう、なんだかおかしくって、少し緊張が解れる。私も真似をして、ジンジャーエールをぐっと傾けた。
    「それ、貸してみ」
    雄大は私のジンジャーエールをぱっと奪い去って、スキットルから液体を注いだ。
    「ほい、飲んでええで」
    再び開けたての量を取り戻したジンジャーエールが手元に返ってくる。
    そして雄大は、自分のコーラにも同じように液体を注いで、そのまままたぐいっと飲み込んだ。目の前で見ている限り、とりあえず危ないものではなさそうだ。
    「......いただきます」
    恐る恐る口に含むと、ジンジャーエールの味のあとにそっけない苦味とウッディな薫りが鼻を抜けた。
    ウイスキーだ。それも、かなり度数の高いやつ。
    「はじめて?」
    雄大が優しい目で問いかける。
    「いや、......じつは、何度か」
    「よかった。そっちちょっとちょうだい」
    「あ、ちょ......」
    「代わりに、俺の。どーぞ」
    ジンジャーエール割りのペットボトルが、返事をするより前に手元から消え、代わりにコーラのペットボトルが出現した。
    なんのためらいもなく口をつける雄大に、慌てて私もコーラ割りを口にする。
    間接キス、じゃん......
    なんて気にしているのは私の方だけで。
    同じシャーペンを使うのも恥ずかしがっていたあの頃の雄大はもういないんだ、って思い知らされたようで少し悔しくなったから、もう一口飲んでやった。
    味もへったくれもないコーク・ハイ、多分トラウマになって一生飲めないやつだ。
    「いこ」
    雄大は私の手を取り、先を歩きだした。
    ジュースのせいでひんやりした手のひらが、2年前より大きく、やわらかくなっている。
    時々酒を飲みながら、人気のない路地を縫うように進んでいく雄大。その半歩後ろを手を引かれながらついていくだけの私。
    2年前とはまるで大違いで、なんだか気持ちが悪い。

    「こっちの方が遠回りやから人少ないねん。歩ける?下駄痛かったら近い方いくけど」「ううん、大丈夫。多分」「無理すんなよ。とりあえずそこのコンビニ入ってジュース買お。お菓子も欲しかったら好きなの選んでええで。バイト代入ったとこやから豪勢にどーぞ」公園前のローソンで、コーラとジンジャーエールを買った。とはいえ、結局ふたりとも他にはなにも買わなかった。店を出るなり、雄大は一気に3分の1ほどコーラを飲み干した。余程喉が渇いていたのだろう、なんだかおかしくって、少し緊張が解れる。私も真似をして、ジンジャーエールをぐっと傾けた。「それ、貸してみ」雄大は私のジンジャーエールをぱっと奪い去って、スキットルから液体を注いだ。「ほい、飲んでええで」再び開けたての量を取り戻したジンジャーエールが手元に返ってくる。そして雄大は、自分のコーラにも同じように液体を注いで、そのまままたぐいっと飲み込んだ。目の前で見ている限り、とりあえず危ないものではなさそうだ。「......いただきます」恐る恐る口に含むと、ジンジャーエールの味のあとにそっけない苦味とウッディな薫りが鼻を抜けた。ウイスキーだ。それも、かなり度数の高いやつ。「はじめて?」雄大が優しい目で問いかける。「いや、......じつは、何度か」「よかった。そっちちょっとちょうだい」「あ、ちょ......」「代わりに、俺の。どーぞ」ジンジャーエール割りのペットボトルが、返事をするより前に手元から消え、代わりにコーラのペットボトルが出現した。なんのためらいもなく口をつける雄大に、慌てて私もコーラ割りを口にする。間接キス、じゃん......なんて気にしているのは私の方だけで。同じシャーペンを使うのも恥ずかしがっていたあの頃の雄大はもういないんだ、って思い知らされたようで少し悔しくなったから、もう一口飲んでやった。味もへったくれもないコーク・ハイ、多分トラウマになって一生飲めないやつだ。「いこ」雄大は私の手を取り、先を歩きだした。ジュースのせいでひんやりした手のひらが、2年前より大きく、やわらかくなっている。時々酒を飲みながら、人気のない路地を縫うように進んでいく雄大。その半歩後ろを手を引かれながらついていくだけの私。2年前とはまるで大違いで、なんだか気持ちが悪い。

    「こっちの方が遠回りやから人少ないねん。歩ける?下駄痛かったら近い方いくけど」

    「ううん、大丈夫。多分」
    「無理すんなよ。とりあえずそこのコンビニ入ってジュース買お。お菓子も欲しかったら好きなの選んでええで。バイト代入ったとこやから豪勢にどーぞ」
    公園前のローソンで、コーラとジンジャーエールを買った。とはいえ、結局ふたりとも他にはなにも買わなかった。
    店を出るなり、雄大は一気に3分の1ほどコーラを飲み干した。余程喉が渇いていたのだろう、なんだかおかしくって、少し緊張が解れる。私も真似をして、ジンジャーエールをぐっと傾けた。
    「それ、貸してみ」
    雄大は私のジンジャーエールをぱっと奪い去って、スキットルから液体を注いだ。
    「ほい、飲んでええで」
    再び開けたての量を取り戻したジンジャーエールが手元に返ってくる。
    そして雄大は、自分のコーラにも同じように液体を注いで、そのまままたぐいっと飲み込んだ。目の前で見ている限り、とりあえず危ないものではなさそうだ。
    「......いただきます」
    恐る恐る口に含むと、ジンジャーエールの味のあとにそっけない苦味とウッディな薫りが鼻を抜けた。
    ウイスキーだ。それも、かなり度数の高いやつ。
    「はじめて?」
    雄大が優しい目で問いかける。
    「いや、......じつは、何度か」
    「よかった。そっちちょっとちょうだい」
    「あ、ちょ......」
    「代わりに、俺の。どーぞ」
    ジンジャーエール割りのペットボトルが、返事をするより前に手元から消え、代わりにコーラのペットボトルが出現した。
    なんのためらいもなく口をつける雄大に、慌てて私もコーラ割りを口にする。
    間接キス、じゃん......
    なんて気にしているのは私の方だけで。
    同じシャーペンを使うのも恥ずかしがっていたあの頃の雄大はもういないんだ、って思い知らされたようで少し悔しくなったから、もう一口飲んでやった。
    味もへったくれもないコーク・ハイ、多分トラウマになって一生飲めないやつだ。
    「いこ」
    雄大は私の手を取り、先を歩きだした。
    ジュースのせいでひんやりした手のひらが、2年前より大きく、やわらかくなっている。
    時々酒を飲みながら、人気のない路地を縫うように進んでいく雄大。その半歩後ろを手を引かれながらついていくだけの私。
    2年前とはまるで大違いで、なんだか気持ちが悪い。

    表情

    10/13 10:16

    はじめてお会いする方には、「意外によく笑うんだね!」ってよく言われます。
    思えばパネルが1枚もちゃんとわらってない!!!って気づいて中華街での1枚を追加しました笑
    この顔立ちと髪型で結構クールに見えてるみたい、、、

    事務的な微笑みじゃなくてほんとに楽しくて笑ってます笑
    それくらいお兄様たちと一緒にいる時間が大好きです。

    女の子はやっぱり笑ってる顔が一番素敵ですよね、きっと

    病み期みたいなのからもみなさんが真剣にお話聞いてくれたり心配してDMくれたりしたおかげで回復したし、今日からまたリスタートしたいと思います。

    はじめてお会いする方には、「意外によく笑うんだね!」ってよく言われます。思えばパネルが1枚もちゃんとわらってない!!!って気づいて中華街での1枚を追加しました笑この顔立ちと髪型で結構クールに見えてるみたい、、、事務的な微笑みじゃなくてほんとに楽しくて笑ってます笑それくらいお兄様たちと一緒にいる時間が大好きです。女の子はやっぱり笑ってる顔が一番素敵ですよね、きっと病み期みたいなのからもみなさんが真剣にお話聞いてくれたり心配してDMくれたりしたおかげで回復したし、今日からまたリスタートしたいと思います。

    はじめてお会いする方には、「意外によく笑うんだね!」ってよく言われます。
    思えばパネルが1枚もちゃんとわらってない!!!って気づいて中華街での1枚を追加しました笑
    この顔立ちと髪型で結構クールに見えてるみたい、、、

    事務的な微笑みじゃなくてほんとに楽しくて笑ってます笑
    それくらいお兄様たちと一緒にいる時間が大好きです。

    女の子はやっぱり笑ってる顔が一番素敵ですよね、きっと

    病み期みたいなのからもみなさんが真剣にお話聞いてくれたり心配してDMくれたりしたおかげで回復したし、今日からまたリスタートしたいと思います。

    昨日学校帰りに寄った楽器屋

    もうすぐ閉めるってセールするらしい
    興味もないのに入ってみた
    楽器って意外と高いんだなあ
    ピックだけでお弁当が買えちゃう
    チューナー?メトロノーム?それなんだっけ
    音楽の授業で習った気がする
    「一見さん?珍しいね」なんて
    店主のおじいちゃんが声をかけてきた
    慌てて出ていこうとしたけれど
    なぜ?なぜ?脚が動かない
    弦に鍵盤に フィンガーボードに
    見つめられて離せない
    「君にはそうだな、これが似合うよ」なんて
    勝手にギターを押し付けてきた
    いや弦が4本?これはベースか
    私が地味って 言いたいのか?
    「どっしり構えた重低音で主旋律を支えるのさ
    他の楽器が どれだけいても
    音を重ねるほどにメロディは薄っぺらくなっていく
    ベースがいないとバンドは成り立たない
    縁の下の力持ち そういうのに憧れてたんだろう」
    「今なら閉店しても
    私がたまにそのベースの面倒見てあげるよ
    それは私が使っていたものなんだ
    新しく楽器を始める君に ぜひ可愛がってもらいたい」
    「本体・ケース・ストラップ・ピック・ヘッドフォンアンプ・チューナー・指南本もつけて2万でいいよ」の最終文句で
    最強装備のベースを買ったの
    財布の中に1万7000円しかなくて
    3000円おまけしてもらった
    「私が改造してるから私が死ぬまでここに持ってきな
    私が死ぬ頃には自分で整備できるようになってる」
    「長生きしてね」、って言って
    制鞄とベースを担いで帰ってきた
    ママには叱られちゃったけど
    楽器店以来のご対面
    空色がかわいい初ベース
    帰宅部、学年席次66位、スポーツ歴なし音楽歴2分
    あーあ、余計勉強しなくなっちゃうな

    昨日学校帰りに寄った楽器屋もうすぐ閉めるってセールするらしい興味もないのに入ってみた楽器って意外と高いんだなあピックだけでお弁当が買えちゃうチューナー?メトロノーム?それなんだっけ音楽の授業で習った気がする「一見さん?珍しいね」なんて店主のおじいちゃんが声をかけてきた慌てて出ていこうとしたけれどなぜ?なぜ?脚が動かない弦に鍵盤にフィンガーボードに見つめられて離せない「君にはそうだな、これが似合うよ」なんて勝手にギターを押し付けてきたいや弦が4本?これはベースか私が地味って言いたいのか?「どっしり構えた重低音で主旋律を支えるのさ他の楽器がどれだけいても音を重ねるほどにメロディは薄っぺらくなっていくベースがいないとバンドは成り立たない縁の下の力持ちそういうのに憧れてたんだろう」「今なら閉店しても私がたまにそのベースの面倒見てあげるよそれは私が使っていたものなんだ新しく楽器を始める君にぜひ可愛がってもらいたい」「本体・ケース・ストラップ・ピック・ヘッドフォンアンプ・チューナー・指南本もつけて2万でいいよ」の最終文句で最強装備のベースを買ったの財布の中に1万7000円しかなくて3000円おまけしてもらった「私が改造してるから私が死ぬまでここに持ってきな私が死ぬ頃には自分で整備できるようになってる」「長生きしてね」、って言って制鞄とベースを担いで帰ってきたママには叱られちゃったけど楽器店以来のご対面空色がかわいい初ベース帰宅部、学年席次66位、スポーツ歴なし音楽歴2分あーあ、余計勉強しなくなっちゃうな

    昨日学校帰りに寄った楽器屋

    もうすぐ閉めるってセールするらしい
    興味もないのに入ってみた
    楽器って意外と高いんだなあ
    ピックだけでお弁当が買えちゃう
    チューナー?メトロノーム?それなんだっけ
    音楽の授業で習った気がする
    「一見さん?珍しいね」なんて
    店主のおじいちゃんが声をかけてきた
    慌てて出ていこうとしたけれど
    なぜ?なぜ?脚が動かない
    弦に鍵盤に フィンガーボードに
    見つめられて離せない
    「君にはそうだな、これが似合うよ」なんて
    勝手にギターを押し付けてきた
    いや弦が4本?これはベースか
    私が地味って 言いたいのか?
    「どっしり構えた重低音で主旋律を支えるのさ
    他の楽器が どれだけいても
    音を重ねるほどにメロディは薄っぺらくなっていく
    ベースがいないとバンドは成り立たない
    縁の下の力持ち そういうのに憧れてたんだろう」
    「今なら閉店しても
    私がたまにそのベースの面倒見てあげるよ
    それは私が使っていたものなんだ
    新しく楽器を始める君に ぜひ可愛がってもらいたい」
    「本体・ケース・ストラップ・ピック・ヘッドフォンアンプ・チューナー・指南本もつけて2万でいいよ」の最終文句で
    最強装備のベースを買ったの
    財布の中に1万7000円しかなくて
    3000円おまけしてもらった
    「私が改造してるから私が死ぬまでここに持ってきな
    私が死ぬ頃には自分で整備できるようになってる」
    「長生きしてね」、って言って
    制鞄とベースを担いで帰ってきた
    ママには叱られちゃったけど
    楽器店以来のご対面
    空色がかわいい初ベース
    帰宅部、学年席次66位、スポーツ歴なし音楽歴2分
    あーあ、余計勉強しなくなっちゃうな

    出勤してます😊

    一瞬ユニゾンに浮気したけどやっぱり一番好きなバンドはハンブレッダーズ

    武道館で私が一番好きなのにライブでは音源確保が難しい都合でできないって言ってたAI LOVE YOU演ったって聞いて発狂してる

    邦ロックが好きなんだろうなとは自覚してるんだけどなにぶん食わず嫌いで王道のグループに手を出せないでいます……

    ロック好き名乗るならこれ聴いていたほうがいい!ってオススメあったら教えてほしいです🥺和洋どっちも挑戦したいです

    過去にバンドやってたとか今も楽器趣味でやってるっていうお兄様ともたまに出会えたりするからこの縁が楽しいです。
    普段はねじれの座標にいるような存在で交わることないので……

    きょうも夜までいますので、よろしくお願いします

    出勤してます😊一瞬ユニゾンに浮気したけどやっぱり一番好きなバンドはハンブレッダーズ武道館で私が一番好きなのにライブでは音源確保が難しい都合でできないって言ってたAILOVEYOU演ったって聞いて発狂してる邦ロックが好きなんだろうなとは自覚してるんだけどなにぶん食わず嫌いで王道のグループに手を出せないでいます……ロック好き名乗るならこれ聴いていたほうがいい!ってオススメあったら教えてほしいです🥺和洋どっちも挑戦したいです過去にバンドやってたとか今も楽器趣味でやってるっていうお兄様ともたまに出会えたりするからこの縁が楽しいです。普段はねじれの座標にいるような存在で交わることないので……きょうも夜までいますので、よろしくお願いします

    出勤してます😊

    一瞬ユニゾンに浮気したけどやっぱり一番好きなバンドはハンブレッダーズ

    武道館で私が一番好きなのにライブでは音源確保が難しい都合でできないって言ってたAI LOVE YOU演ったって聞いて発狂してる

    邦ロックが好きなんだろうなとは自覚してるんだけどなにぶん食わず嫌いで王道のグループに手を出せないでいます……

    ロック好き名乗るならこれ聴いていたほうがいい!ってオススメあったら教えてほしいです🥺和洋どっちも挑戦したいです

    過去にバンドやってたとか今も楽器趣味でやってるっていうお兄様ともたまに出会えたりするからこの縁が楽しいです。
    普段はねじれの座標にいるような存在で交わることないので……

    きょうも夜までいますので、よろしくお願いします

    「......え」

    「俺やん、俺。分かんない?中3とき付き合っとった川代雄大」
    「ああ、雄大じゃん!なに、丸坊主やめたの?変わりすぎてて分かんなかったよ」
    無造作風にセットされた赤っぽい茶髪、片耳のピアス、極端な薄着にいかついネックレス。
    準硬式野球部でショートを守っていたかつての真面目なちびっちゃいくそ坊主の面影はもはやどこにもなかった。焼けた肌と鼻につく関西弁を除いては。
    私は彼と中学3年の6月から11月まで付き合っていたけれど、受験を理由に自然消滅した。
    手も繋げないまま終わったその5か月間は、上書きを繰り返す自分の記憶の中でもはや無き物と化していたので、彼の強気な口調に懐かしさこそ覚えたものの、いまひとつ感動は得られなかった。
    「浴衣、ええやん。やっぱ凛は白やな。
    やー、花火きれかったけど人混みすごくてやってられんわ。連れともはぐれてもたと思ったら何や女と抜けるとか言いよるし、一人残されて暇やねん。凛は誰か友達と来たん?」
    「や、一人。なんとなく花火見てみたくなってさ。やっぱ夏って花火見なきゃじゃん?」
    「はぁ!?凛が!?俺がどんだけ盆踊りの日の花火誘っても絶対首縦に振らんかったあの凛が!?一人で!?
    ......いやー、人は変わるなぁ」
    「や、あんたに言われたくないから。なにそのピアス?なにその髪型?なにも言われないわけ?全然似合わない」
    「んー、反動、的な?」
    「反動?よくわかんないけど、それじゃ試合出させてくんなくない?前ちらっと聞いたけどさ、拓翔高校甲子園まであと2勝とかだったらしいじゃん。来年まで頑張ろう的な時期じゃないの?こんなところでなにして......」
    「............俺な、野球やめてん。どのみち怪我もしとったし、もう限界かなって。
    向いてへんねん。俺。野球ってか、団体競技無理やわ。......チームワークとか、できやんねん」
    「......野球で高校行ったのに野球やめるって、大丈夫なの?1年のうちは試合も出られないの当たり前だし、もう少し我慢してみてよかったんじゃ......」
    「もうええねん。もうちょっとだけ、もうちょっとだけって耐えて耐えて、軟式と準硬入れたらもう10年野球やってる。それで分かった、あいつらと俺は、ちゃう。根本的に......
    ......それに、俺は成績もまあまあよかったから学校には残留できる。そら元メンも先輩もおるから肩身は狭いけど、何とかやってる。未練はないわ」
    「でも、あんなに......」
    「せや、どうせお互いひとりやったらさ、なんか食べながら駅まで歩こや。エエもん持っとるから分けたる、な?久しぶりにデートごっこもええやろ?」
    “あんなに、野球好きだったくせに。”
    そう言おうとしているのが分かっていて、明らかに聞いてほしくなさそうなタイミングで遮った。
    顔を上げると、雄大は少し困ったような、寂しそうな顔で笑っていた。
    なんだか悪いことをしてしまったようだ。
    少し気まずくなって、数秒の沈黙が流れる。駅の方面へ流れていく人々の姿が背景となって、異様にゆっくりに見えた。
    「......いいよ。奢りね」
    温くなったサイダーをゴミ箱に捨て、雄大の肩をポンと叩いた。

    「......え」「俺やん、俺。分かんない?中3とき付き合っとった川代雄大」「ああ、雄大じゃん!なに、丸坊主やめたの?変わりすぎてて分かんなかったよ」無造作風にセットされた赤っぽい茶髪、片耳のピアス、極端な薄着にいかついネックレス。準硬式野球部でショートを守っていたかつての真面目なちびっちゃいくそ坊主の面影はもはやどこにもなかった。焼けた肌と鼻につく関西弁を除いては。私は彼と中学3年の6月から11月まで付き合っていたけれど、受験を理由に自然消滅した。手も繋げないまま終わったその5か月間は、上書きを繰り返す自分の記憶の中でもはや無き物と化していたので、彼の強気な口調に懐かしさこそ覚えたものの、いまひとつ感動は得られなかった。「浴衣、ええやん。やっぱ凛は白やな。やー、花火きれかったけど人混みすごくてやってられんわ。連れともはぐれてもたと思ったら何や女と抜けるとか言いよるし、一人残されて暇やねん。凛は誰か友達と来たん?」「や、一人。なんとなく花火見てみたくなってさ。やっぱ夏って花火見なきゃじゃん?」「はぁ!?凛が!?俺がどんだけ盆踊りの日の花火誘っても絶対首縦に振らんかったあの凛が!?一人で!?......いやー、人は変わるなぁ」「や、あんたに言われたくないから。なにそのピアス?なにその髪型?なにも言われないわけ?全然似合わない」「んー、反動、的な?」「反動?よくわかんないけど、それじゃ試合出させてくんなくない?前ちらっと聞いたけどさ、拓翔高校甲子園まであと2勝とかだったらしいじゃん。来年まで頑張ろう的な時期じゃないの?こんなところでなにして......」「............俺な、野球やめてん。どのみち怪我もしとったし、もう限界かなって。向いてへんねん。俺。野球ってか、団体競技無理やわ。......チームワークとか、できやんねん」「......野球で高校行ったのに野球やめるって、大丈夫なの?1年のうちは試合も出られないの当たり前だし、もう少し我慢してみてよかったんじゃ......」「もうええねん。もうちょっとだけ、もうちょっとだけって耐えて耐えて、軟式と準硬入れたらもう10年野球やってる。それで分かった、あいつらと俺は、ちゃう。根本的に............それに、俺は成績もまあまあよかったから学校には残留できる。そら元メンも先輩もおるから肩身は狭いけど、何とかやってる。未練はないわ」「でも、あんなに......」「せや、どうせお互いひとりやったらさ、なんか食べながら駅まで歩こや。エエもん持っとるから分けたる、な?久しぶりにデートごっこもええやろ?」“あんなに、野球好きだったくせに。”そう言おうとしているのが分かっていて、明らかに聞いてほしくなさそうなタイミングで遮った。顔を上げると、雄大は少し困ったような、寂しそうな顔で笑っていた。なんだか悪いことをしてしまったようだ。少し気まずくなって、数秒の沈黙が流れる。駅の方面へ流れていく人々の姿が背景となって、異様にゆっくりに見えた。「......いいよ。奢りね」温くなったサイダーをゴミ箱に捨て、雄大の肩をポンと叩いた。

    「......え」

    「俺やん、俺。分かんない?中3とき付き合っとった川代雄大」
    「ああ、雄大じゃん!なに、丸坊主やめたの?変わりすぎてて分かんなかったよ」
    無造作風にセットされた赤っぽい茶髪、片耳のピアス、極端な薄着にいかついネックレス。
    準硬式野球部でショートを守っていたかつての真面目なちびっちゃいくそ坊主の面影はもはやどこにもなかった。焼けた肌と鼻につく関西弁を除いては。
    私は彼と中学3年の6月から11月まで付き合っていたけれど、受験を理由に自然消滅した。
    手も繋げないまま終わったその5か月間は、上書きを繰り返す自分の記憶の中でもはや無き物と化していたので、彼の強気な口調に懐かしさこそ覚えたものの、いまひとつ感動は得られなかった。
    「浴衣、ええやん。やっぱ凛は白やな。
    やー、花火きれかったけど人混みすごくてやってられんわ。連れともはぐれてもたと思ったら何や女と抜けるとか言いよるし、一人残されて暇やねん。凛は誰か友達と来たん?」
    「や、一人。なんとなく花火見てみたくなってさ。やっぱ夏って花火見なきゃじゃん?」
    「はぁ!?凛が!?俺がどんだけ盆踊りの日の花火誘っても絶対首縦に振らんかったあの凛が!?一人で!?
    ......いやー、人は変わるなぁ」
    「や、あんたに言われたくないから。なにそのピアス?なにその髪型?なにも言われないわけ?全然似合わない」
    「んー、反動、的な?」
    「反動?よくわかんないけど、それじゃ試合出させてくんなくない?前ちらっと聞いたけどさ、拓翔高校甲子園まであと2勝とかだったらしいじゃん。来年まで頑張ろう的な時期じゃないの?こんなところでなにして......」
    「............俺な、野球やめてん。どのみち怪我もしとったし、もう限界かなって。
    向いてへんねん。俺。野球ってか、団体競技無理やわ。......チームワークとか、できやんねん」
    「......野球で高校行ったのに野球やめるって、大丈夫なの?1年のうちは試合も出られないの当たり前だし、もう少し我慢してみてよかったんじゃ......」
    「もうええねん。もうちょっとだけ、もうちょっとだけって耐えて耐えて、軟式と準硬入れたらもう10年野球やってる。それで分かった、あいつらと俺は、ちゃう。根本的に......
    ......それに、俺は成績もまあまあよかったから学校には残留できる。そら元メンも先輩もおるから肩身は狭いけど、何とかやってる。未練はないわ」
    「でも、あんなに......」
    「せや、どうせお互いひとりやったらさ、なんか食べながら駅まで歩こや。エエもん持っとるから分けたる、な?久しぶりにデートごっこもええやろ?」
    “あんなに、野球好きだったくせに。”
    そう言おうとしているのが分かっていて、明らかに聞いてほしくなさそうなタイミングで遮った。
    顔を上げると、雄大は少し困ったような、寂しそうな顔で笑っていた。
    なんだか悪いことをしてしまったようだ。
    少し気まずくなって、数秒の沈黙が流れる。駅の方面へ流れていく人々の姿が背景となって、異様にゆっくりに見えた。
    「......いいよ。奢りね」
    温くなったサイダーをゴミ箱に捨て、雄大の肩をポンと叩いた。

    お題:【マイガール限定】男性のどんな行動に興奮しますか?に回答♪

    事後にタバコ吸うの
    行為中に邪魔そうに眼鏡外して雑に放り投げるの
    あとは王道を往く、「かわいい」って言ってくれる事

    お題:【マイガール限定】男性のどんな行動に興奮しますか?に回答♪事後にタバコ吸うの行為中に邪魔そうに眼鏡外して雑に放り投げるのあとは王道を往く、「かわいい」って言ってくれる事

    お題:【マイガール限定】男性のどんな行動に興奮しますか?に回答♪

    事後にタバコ吸うの
    行為中に邪魔そうに眼鏡外して雑に放り投げるの
    あとは王道を往く、「かわいい」って言ってくれる事

    おはよう

    10/12 07:31

    12時から21時までお待ちしてます😊

    10月また少しシフト追加してるのでご確認ください😊

    12時から21時までお待ちしてます😊10月また少しシフト追加してるのでご確認ください😊

    12時から21時までお待ちしてます😊

    10月また少しシフト追加してるのでご確認ください😊

    ふふ⚔️

    10/11 22:07

    ひさしぶりにシーブリーズなんか買った

    ひさしぶりにシーブリーズなんか買った

    ひさしぶりにシーブリーズなんか買った

    打ち上げ花火の最後の一発が、寂しげな余韻を残して柔らかく響いた。

    割れんばかりの拍手と引き返す人々の雑踏。再び賑わい始めるりんご飴屋の夜店。
    「凛?」
    突如背後から声がして、肩に手が触れた。
    驚いて振り返った拍子に、ペットボトルのサイダーが揺れた。
    .
    花火なんか見たのは久しぶりだった。
    小学生の頃、地元のショボい花火大会にいったときは、指の間の酷い靴擦れの痛みに花火どころではなかった。
    また、ちょうど小学生の感性では、いい気になって花火なんて見たところで、もはやなんの魅力も感じ取れないのだ。
    浴衣は暑いし、足は痛いし、籤引きの景品は邪魔だし、早く帰ってポケモンのパールをやりこみたかった。
    あれから5年。
    私は少し大人になって、花火大会のチラシにふと足を止めるくらいには余裕ができた。
    ゲームもすっかりやらなくなって、友達も彼氏もいなくなっていた。
    「お母さん、10日の花火ってうちから見える?」
    「そんなの見えないわよ。屋上でも開けてもらえたら別でしょうけど、うちのマンションからじゃせいぜい盆踊りの日に上がる花火くらいしか......」
    「そ、わかった」
    「あんた、もしかしてわざわざ見に行く気?
    花火は飽きたって毎年言ってたじゃない。何?誰かと一緒に行くの?」
    「んー、行こうか迷ってる。一人だよ。誰も誘わないつもり」
    「寂しい女ねぇ。それならお金は渡すから、出店で晩御飯食べてきてちょうだいね。お母さん夜仕事だから、お父さんにも外で食べてきてもらうわ」
    「わかった」
    一人で浴衣を着込んで、電車で都心から離れた大きな川の堤防までやってきた。
    早く着きすぎたつもりだったけれど、既にそこには場所取りのシートが隙間なく敷き詰められており、あぶれた人達がそのすぐ後ろで列をなして待っている。
    「あ、たこやき」
    適当に目に留まった夜店で腹ごしらえをして、自販機でサイダーを買った。本当は麦茶が飲みたかったのだけれど、既に売り切れで買えなかった。
    一人は気楽でいい。
    最悪花火が見られなくても、こうして祭りの空気を味わえるだけで十二分に価値があるというものだ。
    むしろ他人に振り回されて気を使って回る祭りこそ時間の無駄だ。
    夏はそんなに長くない。祭りは一夜で終わってしまう。そんな貴重な時間を、他人に割くだなんて馬鹿馬鹿しい。
    神社の石段でフランクフルトを頬張っていると、遠くから余興の舞台を任せられたゲストの若手芸人がコントを見せている声がした。私には一言たりとも琴線に触れなかったが、会場は盛り上がっているようだ。
    ゴミ箱にトレイを捨てたちょうどその時、花火の打ち上げ10分前を知らせるアナウンスが流れた。

    打ち上げ花火の最後の一発が、寂しげな余韻を残して柔らかく響いた。割れんばかりの拍手と引き返す人々の雑踏。再び賑わい始めるりんご飴屋の夜店。「凛?」突如背後から声がして、肩に手が触れた。驚いて振り返った拍子に、ペットボトルのサイダーが揺れた。.花火なんか見たのは久しぶりだった。小学生の頃、地元のショボい花火大会にいったときは、指の間の酷い靴擦れの痛みに花火どころではなかった。また、ちょうど小学生の感性では、いい気になって花火なんて見たところで、もはやなんの魅力も感じ取れないのだ。浴衣は暑いし、足は痛いし、籤引きの景品は邪魔だし、早く帰ってポケモンのパールをやりこみたかった。あれから5年。私は少し大人になって、花火大会のチラシにふと足を止めるくらいには余裕ができた。ゲームもすっかりやらなくなって、友達も彼氏もいなくなっていた。「お母さん、10日の花火ってうちから見える?」「そんなの見えないわよ。屋上でも開けてもらえたら別でしょうけど、うちのマンションからじゃせいぜい盆踊りの日に上がる花火くらいしか......」「そ、わかった」「あんた、もしかしてわざわざ見に行く気?花火は飽きたって毎年言ってたじゃない。何?誰かと一緒に行くの?」「んー、行こうか迷ってる。一人だよ。誰も誘わないつもり」「寂しい女ねぇ。それならお金は渡すから、出店で晩御飯食べてきてちょうだいね。お母さん夜仕事だから、お父さんにも外で食べてきてもらうわ」「わかった」一人で浴衣を着込んで、電車で都心から離れた大きな川の堤防までやってきた。早く着きすぎたつもりだったけれど、既にそこには場所取りのシートが隙間なく敷き詰められており、あぶれた人達がそのすぐ後ろで列をなして待っている。「あ、たこやき」適当に目に留まった夜店で腹ごしらえをして、自販機でサイダーを買った。本当は麦茶が飲みたかったのだけれど、既に売り切れで買えなかった。一人は気楽でいい。最悪花火が見られなくても、こうして祭りの空気を味わえるだけで十二分に価値があるというものだ。むしろ他人に振り回されて気を使って回る祭りこそ時間の無駄だ。夏はそんなに長くない。祭りは一夜で終わってしまう。そんな貴重な時間を、他人に割くだなんて馬鹿馬鹿しい。神社の石段でフランクフルトを頬張っていると、遠くから余興の舞台を任せられたゲストの若手芸人がコントを見せている声がした。私には一言たりとも琴線に触れなかったが、会場は盛り上がっているようだ。ゴミ箱にトレイを捨てたちょうどその時、花火の打ち上げ10分前を知らせるアナウンスが流れた。

    打ち上げ花火の最後の一発が、寂しげな余韻を残して柔らかく響いた。

    割れんばかりの拍手と引き返す人々の雑踏。再び賑わい始めるりんご飴屋の夜店。
    「凛?」
    突如背後から声がして、肩に手が触れた。
    驚いて振り返った拍子に、ペットボトルのサイダーが揺れた。
    .
    花火なんか見たのは久しぶりだった。
    小学生の頃、地元のショボい花火大会にいったときは、指の間の酷い靴擦れの痛みに花火どころではなかった。
    また、ちょうど小学生の感性では、いい気になって花火なんて見たところで、もはやなんの魅力も感じ取れないのだ。
    浴衣は暑いし、足は痛いし、籤引きの景品は邪魔だし、早く帰ってポケモンのパールをやりこみたかった。
    あれから5年。
    私は少し大人になって、花火大会のチラシにふと足を止めるくらいには余裕ができた。
    ゲームもすっかりやらなくなって、友達も彼氏もいなくなっていた。
    「お母さん、10日の花火ってうちから見える?」
    「そんなの見えないわよ。屋上でも開けてもらえたら別でしょうけど、うちのマンションからじゃせいぜい盆踊りの日に上がる花火くらいしか......」
    「そ、わかった」
    「あんた、もしかしてわざわざ見に行く気?
    花火は飽きたって毎年言ってたじゃない。何?誰かと一緒に行くの?」
    「んー、行こうか迷ってる。一人だよ。誰も誘わないつもり」
    「寂しい女ねぇ。それならお金は渡すから、出店で晩御飯食べてきてちょうだいね。お母さん夜仕事だから、お父さんにも外で食べてきてもらうわ」
    「わかった」
    一人で浴衣を着込んで、電車で都心から離れた大きな川の堤防までやってきた。
    早く着きすぎたつもりだったけれど、既にそこには場所取りのシートが隙間なく敷き詰められており、あぶれた人達がそのすぐ後ろで列をなして待っている。
    「あ、たこやき」
    適当に目に留まった夜店で腹ごしらえをして、自販機でサイダーを買った。本当は麦茶が飲みたかったのだけれど、既に売り切れで買えなかった。
    一人は気楽でいい。
    最悪花火が見られなくても、こうして祭りの空気を味わえるだけで十二分に価値があるというものだ。
    むしろ他人に振り回されて気を使って回る祭りこそ時間の無駄だ。
    夏はそんなに長くない。祭りは一夜で終わってしまう。そんな貴重な時間を、他人に割くだなんて馬鹿馬鹿しい。
    神社の石段でフランクフルトを頬張っていると、遠くから余興の舞台を任せられたゲストの若手芸人がコントを見せている声がした。私には一言たりとも琴線に触れなかったが、会場は盛り上がっているようだ。
    ゴミ箱にトレイを捨てたちょうどその時、花火の打ち上げ10分前を知らせるアナウンスが流れた。



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    n=i

    10/10 11:46

    十五才から十八歳 短くないはずの時間

    思春期と呼ぶにはちょっと遅い期間
    クラスのみんなにはあったもの、僕ひとりだけ選ばれなかった者
    春の空 晴れた永遠
    黒板の寄せ書きに ひとりチョークが渡されなくて
    最後の日にも登校から下校まで ついに一言も発さなかった
    なにかの間違いではないかと
    一桁ずつ 一本指打法で
    何度も読み込んで 何度も何度も読み込んで
    飾り気のない真っ白な背景に、「ごめんなさい」と繰り返すしかなかった
    散った桜をアテに呑むストロングゼロは
    大人たちが言うほど美味しくはなかった
    法が僕を大人と呼んでも
    子どものままでありたい 拒否権をくれよ
    八十年の人生は
    何かを為すには短すぎるくせに
    何も為さないには長すぎる
    生涯現役と逃げ場を絶たれて
    与えられざる者として
    赤い本に青い本 グチャグチャに焚べても
    見分けがつく自信があるくらい
    透ける下敷き 小さいカード
    何度も床を共にした
    いびつな形の三角形
    昔から数学は苦手だったよ
    きっと一生使わない蛍光ペン
    筆箱の中整理しちゃったりなんかして
    もうさよならなんだな
    2Bのシャーペン だいぶガタがきてしまってる
    買い替えることもないんだよな
    もうボールペンしか使わないんだよな
    「成長」が「老い」に化ける瞬間
    拝啓、
    頑張ってるときは頑張りたくないと思ってるのに
    頑張らなくてよくなってしまったら、なにか大事なものを取り上げられた気がしてしまうな

    生憎、皮肉なことに、望みもしないのに、僕はすこぶる元気です
    3年の努力が、18年の望みが、たった1クリックで全てなかったことになってしまっても
    涙すら出ないくらい元気なんです
    このまま遠い国に、誰も知らない場所に、この43821番の試験結果とハネムーンしたいくらい元気なんです


    あーあ、母さんになんて言えばいいんだろうな

    十五才から十八歳短くないはずの時間思春期と呼ぶにはちょっと遅い期間クラスのみんなにはあったもの、僕ひとりだけ選ばれなかった者春の空晴れた永遠黒板の寄せ書きにひとりチョークが渡されなくて最後の日にも登校から下校までついに一言も発さなかったなにかの間違いではないかと一桁ずつ一本指打法で何度も読み込んで何度も何度も読み込んで飾り気のない真っ白な背景に、「ごめんなさい」と繰り返すしかなかった散った桜をアテに呑むストロングゼロは大人たちが言うほど美味しくはなかった法が僕を大人と呼んでも子どものままでありたい拒否権をくれよ八十年の人生は何かを為すには短すぎるくせに何も為さないには長すぎる生涯現役と逃げ場を絶たれて与えられざる者として赤い本に青い本グチャグチャに焚べても見分けがつく自信があるくらい透ける下敷き小さいカード何度も床を共にしたいびつな形の三角形昔から数学は苦手だったよきっと一生使わない蛍光ペン筆箱の中整理しちゃったりなんかしてもうさよならなんだな2Bのシャーペンだいぶガタがきてしまってる買い替えることもないんだよなもうボールペンしか使わないんだよな「成長」が「老い」に化ける瞬間拝啓、頑張ってるときは頑張りたくないと思ってるのに頑張らなくてよくなってしまったら、なにか大事なものを取り上げられた気がしてしまうな生憎、皮肉なことに、望みもしないのに、僕はすこぶる元気です3年の努力が、18年の望みが、たった1クリックで全てなかったことになってしまっても涙すら出ないくらい元気なんですこのまま遠い国に、誰も知らない場所に、この43821番の試験結果とハネムーンしたいくらい元気なんですあーあ、母さんになんて言えばいいんだろうな

    十五才から十八歳 短くないはずの時間

    思春期と呼ぶにはちょっと遅い期間
    クラスのみんなにはあったもの、僕ひとりだけ選ばれなかった者
    春の空 晴れた永遠
    黒板の寄せ書きに ひとりチョークが渡されなくて
    最後の日にも登校から下校まで ついに一言も発さなかった
    なにかの間違いではないかと
    一桁ずつ 一本指打法で
    何度も読み込んで 何度も何度も読み込んで
    飾り気のない真っ白な背景に、「ごめんなさい」と繰り返すしかなかった
    散った桜をアテに呑むストロングゼロは
    大人たちが言うほど美味しくはなかった
    法が僕を大人と呼んでも
    子どものままでありたい 拒否権をくれよ
    八十年の人生は
    何かを為すには短すぎるくせに
    何も為さないには長すぎる
    生涯現役と逃げ場を絶たれて
    与えられざる者として
    赤い本に青い本 グチャグチャに焚べても
    見分けがつく自信があるくらい
    透ける下敷き 小さいカード
    何度も床を共にした
    いびつな形の三角形
    昔から数学は苦手だったよ
    きっと一生使わない蛍光ペン
    筆箱の中整理しちゃったりなんかして
    もうさよならなんだな
    2Bのシャーペン だいぶガタがきてしまってる
    買い替えることもないんだよな
    もうボールペンしか使わないんだよな
    「成長」が「老い」に化ける瞬間
    拝啓、
    頑張ってるときは頑張りたくないと思ってるのに
    頑張らなくてよくなってしまったら、なにか大事なものを取り上げられた気がしてしまうな

    生憎、皮肉なことに、望みもしないのに、僕はすこぶる元気です
    3年の努力が、18年の望みが、たった1クリックで全てなかったことになってしまっても
    涙すら出ないくらい元気なんです
    このまま遠い国に、誰も知らない場所に、この43821番の試験結果とハネムーンしたいくらい元気なんです


    あーあ、母さんになんて言えばいいんだろうな

    また前髪自分で切って失敗してる
    そらこの顔にもなりますよ

    また前髪自分で切って失敗してるそらこの顔にもなりますよ

    また前髪自分で切って失敗してる
    そらこの顔にもなりますよ

    講義居眠りギリギリだったあ〜眠いよお〜〜〜
    まどろみ〇〇で叩き起こしてください😊

    講義居眠りギリギリだったあ〜眠いよお〜〜〜まどろみ〇〇で叩き起こしてください😊

    講義居眠りギリギリだったあ〜眠いよお〜〜〜
    まどろみ〇〇で叩き起こしてください😊

    北海道訪れる方、札幌駅から直結でHTB本社にいけますので、onちゃんだけでも見て帰ってください。

    ハーフ?ほんとに日本人?って聞かれること多いんですけど、ガチ純日本人です。苗字なんかも由緒ある武家の風格あります。でも鼻も低いし目も髪も真っ黒なのにどうして外国人だと思うの?ってなんとなくきいたら、顔立ちはっきりしてるのと、あと目と眉の距離が近いから、って言われてあ~!ってなりました

    北海道訪れる方、札幌駅から直結でHTB本社にいけますので、onちゃんだけでも見て帰ってください。ハーフ?ほんとに日本人?って聞かれること多いんですけど、ガチ純日本人です。苗字なんかも由緒ある武家の風格あります。でも鼻も低いし目も髪も真っ黒なのにどうして外国人だと思うの?ってなんとなくきいたら、顔立ちはっきりしてるのと、あと目と眉の距離が近いから、って言われてあ~!ってなりました

    北海道訪れる方、札幌駅から直結でHTB本社にいけますので、onちゃんだけでも見て帰ってください。

    ハーフ?ほんとに日本人?って聞かれること多いんですけど、ガチ純日本人です。苗字なんかも由緒ある武家の風格あります。でも鼻も低いし目も髪も真っ黒なのにどうして外国人だと思うの?ってなんとなくきいたら、顔立ちはっきりしてるのと、あと目と眉の距離が近いから、って言われてあ~!ってなりました

    この間のワンマンの余韻をまだ引っ張っているので満員電車の中で突然「東の空から!!!」と歌い出しそうになります。こういう症状の場合ってやっぱり泌尿器科ですかね

    この間のワンマンの余韻をまだ引っ張っているので満員電車の中で突然「東の空から!!!」と歌い出しそうになります。こういう症状の場合ってやっぱり泌尿器科ですかね

    この間のワンマンの余韻をまだ引っ張っているので満員電車の中で突然「東の空から!!!」と歌い出しそうになります。こういう症状の場合ってやっぱり泌尿器科ですかね

    今回起こったことの顛末全てが私被害者かつ部外者すぎて一生擦れるめちゃくちゃウケる
    私ぜんぜん傷ついてなくて、むしろどう落とし前つけてくれるつもりなの?っていいながらケラケラ笑って話せるくらいにはネタにするつもりなのでじゃんじゃん聞いてください!!悪口言わせて!!!
    同じタイミングで戦慄かなのちゃんがDV被害で話題になったとき、「可愛い子って男運ないよね」ってTwitterで言われてたから私はきっと可愛いからこんなゴミばっか引き当てるんだ❣

    今回起こったことの顛末全てが私被害者かつ部外者すぎて一生擦れるめちゃくちゃウケる私ぜんぜん傷ついてなくて、むしろどう落とし前つけてくれるつもりなの?っていいながらケラケラ笑って話せるくらいにはネタにするつもりなのでじゃんじゃん聞いてください!!悪口言わせて!!!同じタイミングで戦慄かなのちゃんがDV被害で話題になったとき、「可愛い子って男運ないよね」ってTwitterで言われてたから私はきっと可愛いからこんなゴミばっか引き当てるんだ❣

    今回起こったことの顛末全てが私被害者かつ部外者すぎて一生擦れるめちゃくちゃウケる
    私ぜんぜん傷ついてなくて、むしろどう落とし前つけてくれるつもりなの?っていいながらケラケラ笑って話せるくらいにはネタにするつもりなのでじゃんじゃん聞いてください!!悪口言わせて!!!
    同じタイミングで戦慄かなのちゃんがDV被害で話題になったとき、「可愛い子って男運ないよね」ってTwitterで言われてたから私はきっと可愛いからこんなゴミばっか引き当てるんだ❣

    体質

    10/5 16:50

    人生でなんとなく覚えてる「いままで自分が言われた中傷」で打線組んだ ついでに改正版のシフト表も見てってください

    1 中 かわいそうに……
    2 二 スポーツやってた?あ待って当てる!!水泳!!!!
    3 遊 おい、オタク!
    4 左 大谷翔平と同じ上半身してるね
    5 一 MTからAT限定の差額お返しするのでお願いですからオートマ乗ってください
    6 三 この女の子足は速いんですけどそれ以外てんでダメすぎて決め技が盗塁と振り逃げしかないんですよね。足をレフトの〇〇くんと付け替えてもらいましょうよ
    7 捕 厳正な抽選の結果、チケットをご用意することができませんでした
    8 右 自分左利きやろ?
    9 投 タバコも酒も馬もやらんシーシャも吸わんマッチングアプリやらん飲みも付き合い悪い免許も取らん外にも出ない実家からは出てるって学校いるとき以外毎日ひとりぼっちってこと?普段何して生きてるの?(素朴に率直に疑問という顔)

    人生でなんとなく覚えてる「いままで自分が言われた中傷」で打線組んだついでに改正版のシフト表も見てってください1中かわいそうに……2二スポーツやってた?あ待って当てる!!水泳!!!!3遊おい、オタク!4左大谷翔平と同じ上半身してるね5一MTからAT限定の差額お返しするのでお願いですからオートマ乗ってください6三この女の子足は速いんですけどそれ以外てんでダメすぎて決め技が盗塁と振り逃げしかないんですよね。足をレフトの〇〇くんと付け替えてもらいましょうよ7捕厳正な抽選の結果、チケットをご用意することができませんでした8右自分左利きやろ?9投タバコも酒も馬もやらんシーシャも吸わんマッチングアプリやらん飲みも付き合い悪い免許も取らん外にも出ない実家からは出てるって学校いるとき以外毎日ひとりぼっちってこと?普段何して生きてるの?(素朴に率直に疑問という顔)

    人生でなんとなく覚えてる「いままで自分が言われた中傷」で打線組んだ ついでに改正版のシフト表も見てってください

    1 中 かわいそうに……
    2 二 スポーツやってた?あ待って当てる!!水泳!!!!
    3 遊 おい、オタク!
    4 左 大谷翔平と同じ上半身してるね
    5 一 MTからAT限定の差額お返しするのでお願いですからオートマ乗ってください
    6 三 この女の子足は速いんですけどそれ以外てんでダメすぎて決め技が盗塁と振り逃げしかないんですよね。足をレフトの〇〇くんと付け替えてもらいましょうよ
    7 捕 厳正な抽選の結果、チケットをご用意することができませんでした
    8 右 自分左利きやろ?
    9 投 タバコも酒も馬もやらんシーシャも吸わんマッチングアプリやらん飲みも付き合い悪い免許も取らん外にも出ない実家からは出てるって学校いるとき以外毎日ひとりぼっちってこと?普段何して生きてるの?(素朴に率直に疑問という顔)

    お題:キスしたくなるような唇をこっそり見せて♪に回答♪

    お題:キスしたくなるような唇をこっそり見せて♪に回答♪

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    羅生門

    10/5 14:46

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