〜asukaの甘く危険な遊び〜

赤いネオンの部屋に、あすかは静かに座っていた。
耳元まで熱を帯びるような照明。
トランプが無造作に散らばる床に、黒いストッキングの脚がゆっくりと滑る。
「ねぇ、お兄さん。どのカードを引く…?」
手にしたカードの束を、あすかはゆっくりと扇状に広げた。
胸元がわずかに揺れ、うさ耳がピンと立つ。
その仕草だけで、言葉はいらなくなる。
息をのむような空気が、肌の隙間から忍び寄る。
――ハートの5。
それは、ふたりだけの恋の予告。
「当たり、だね…♡」
あすかの唇がかすかに笑みを描く。
甘い声が喉をくすぐり、目が離せなくなる。
彼女に触れられるだけで、思考は溶けていく。
それが”遊び”なのか”本気”なのか、もうわからない。
でも、わからなくていいと思えた。
あすかと過ごす夜は、
トランプのように、何が出るかわからない。
だけど、どの札を引いても──必ず、快感が待っている。
赤いネオンの部屋に、あすかは静かに座っていた。
耳元まで熱を帯びるような照明。
トランプが無造作に散らばる床に、黒いストッキングの脚がゆっくりと滑る。
「ねぇ、お兄さん。どのカードを引く…?」
手にしたカードの束を、あすかはゆっくりと扇状に広げた。
胸元がわずかに揺れ、うさ耳がピンと立つ。
その仕草だけで、言葉はいらなくなる。
息をのむような空気が、肌の隙間から忍び寄る。
――ハートの5。
それは、ふたりだけの恋の予告。
「当たり、だね…♡」
あすかの唇がかすかに笑みを描く。
甘い声が喉をくすぐり、目が離せなくなる。
彼女に触れられるだけで、思考は溶けていく。
それが”遊び”なのか”本気”なのか、もうわからない。
でも、わからなくていいと思えた。
あすかと過ごす夜は、
トランプのように、何が出るかわからない。
だけど、どの札を引いても──必ず、快感が待っている。