美しい再会
しのさんには1年前たった一度きりお会いしたことがあり、以来それは切なく美しい思い出だったのですが、偶然在籍を知り、始めてこのお店を尋ねました。
1年隔てて再会した彼女は、髪色明るく大人びて、化粧のモードも変わり、以前試しにお腹を殴らせてくれたほどスポーティなスタイルだったところに、女性らしい丸みを帯びて女盛りを迎え、昔も綺麗だったけどさらに「綺麗になったね...」と述べたくなるほどに、美しく成長した遠い親類や古い女友達に再会した時のような鮮烈な印象。彼女を特徴づけるネイルは新緑と春空のような色合わせで、彼女の雪肌を際立て全体として季節を表現していて何か神々しい。私のことを思い出してくれてさらに嬉しい。そしてそんな彼女が前よりも過激なことしてくれる!
憧れの身体に触れられ、性感帯を弾かれ身体が勝手に震えてしまい、古箏やセタール(三弦)は抱き抱えられ奏でられている時に、こんな風に奏者の女性の美しさ、健気さ、堂々とした気高さを感じているのかもしれない...という楽器の気分に至り、意識混濁を味わいました。頼んだこと以外にも探られ、快楽にチューニングされてしまいました。しのさんの超然とした瞳に見つめられて意識喪失できて最高でした。
頭に血登りすぎてぶっ倒れるかと思いましたが、最後はこれからやってくる夏の話など、世界の美点を二人で数え、こんな麗しいしのさんが季節の中に、この街に存在することを寿いで帰りました。気分が落ち込んでいたところ、若干恋愛相談的な話にも気さくな友人のようにフォローしてくれて、彼女に会えて元気がでました。身体に気を付けて。また絶対に会いたい。
登載日期:2024年4月25日