石川県はどんなところ?
外国人宿泊者数の伸び率が2024年には全国1位と、東京や京都に並ぶ外国人にお勧めのエリアです。外国人に人気の理由はいろいろありますが(詳しくは後述)、大きくは日本らしい風景と文化を楽しめるところ、名所が一か所に集中し東京や大阪から2時間程度で行けるので日帰りでも観光しやすいところ、温泉街もあり宿泊に適しているところです。この記事ではそんな石川県の魅力をお伝えします。
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石川県(Ishikawa Prefecture)は、日本の北陸地方、日本海側に位置する地域です。県庁所在地である金沢市(Kanazawa City)は、江戸時代の城下町の雰囲気を残す歴史都市として知られています。
日本三名園の一つに数えられる兼六園(Kenrokuen Garden)、加賀藩前田家ゆかりの金沢城、伝統的な茶屋街、現代アートを楽しめる金沢21世紀美術館など、石川県には歴史と現代文化が共存する観光地が多くあります。
また、日本海に面しているため、新鮮な海鮮料理も大きな魅力です。近江町市場では、寿司、海鮮丼、カニ、甘えび、のどぐろなど、北陸らしい食文化を楽しめます。
東京や大阪などの大都市とは異なり、落ち着いた雰囲気の中で日本の歴史、伝統工芸、庭園、美食を体験できる点が石川県の特徴です。主要な観光地は金沢市中心部に集まっており、バスや徒歩を使って効率よく巡ることができます。
歴史的背景
金沢は、江戸時代に加賀藩前田家が治めた城下町として発展しました。加賀藩は当時、日本でも特に豊かな藩の一つでした。そのため、武家文化、茶の湯、工芸、庭園文化などが発展しました。
また、金沢は第二次世界大戦中の空襲による被害が比較的少なかった都市です。現在も、ひがし茶屋街や長町武家屋敷跡などに、江戸時代から続く街並みや建築の雰囲気が残っています。
文化・伝統
石川県は、伝統工芸が盛んな地域です。特に金沢市は金箔の産地として知られています。金箔とは、金を非常に薄く延ばして作る工芸材料です。金沢で生産される金箔は、日本国内の生産の大部分を占めています。
そのほか、加賀友禅(かがゆうぜん)や九谷焼(くたにやき)も石川県を代表する伝統工芸です。
- 加賀友禅:自然の草花や風景を繊細に描く、石川県の伝統的な染色技法
- 九谷焼:色鮮やかな絵付けが特徴の、石川県の伝統的な陶磁器
- 輪島塗:輪島市を中心に作られる、丈夫で美しい漆器
名産品・食文化
石川県は日本海に面しているため、海鮮料理が豊富です。季節によって味わえる魚介類が変わり、特に冬はカニ料理を目的に訪れる旅行者も多くいます。
金沢市内では、海鮮丼、寿司、のどぐろ、甘えび、治部煮(じぶに)などの郷土料理を楽しめます。和菓子や日本酒も石川県を代表する食文化です。
京都のような歴史的景観を楽しみながら、比較的コンパクトなエリアで観光したい旅行者にとって、石川県は訪れやすい目的地です。
石川県を訪れる外国人旅行者が増えている理由
石川県では、外国人旅行者の宿泊者数が近年増加しています。新型コロナウイルス感染症の影響を受けた2020年から2022年は大きく減少しましたが、その後は訪日旅行の回復とともに増加傾向が見られます。
石川県の外国人宿泊者数の推移
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2024年には、外国人宿泊者数が大きく増加し、石川県は訪日旅行者から注目を集める地域の一つとなりました。
石川県が海外旅行者から選ばれる理由には、次のような点があります。
- 東京から北陸新幹線で金沢駅までアクセスしやすい
- 金沢市中心部に主要観光地が集まり、短期間でも観光しやすい
- 兼六園、金沢城、茶屋街など、日本の伝統的な風景を楽しめる
- 海鮮、和菓子、日本酒など、地域ならではの食文化がある
- 金箔、加賀友禅、九谷焼などの伝統工芸を体験できる
- 加賀温泉郷、山中温泉、山代温泉など、温泉地への旅行もできる
- 温泉地周辺では、山や川など北陸らしい自然景観も楽しめる
特に金沢は、歴史的な街並み、現代アート、グルメ、伝統工芸を一度に体験できる点が魅力です。大都市とは異なる日本旅行をしたい人に向いています。
石川県で訪れたい定番観光スポット
兼六園(Kenrokuen Garden)

兼六園は、日本三名園の一つに数えられる大名庭園です。大名庭園とは、江戸時代に大名が造営した大規模な日本庭園のことです。兼六園は、加賀藩前田家によって長い時間をかけて整備されました。
園内には池、橋、茶室、石灯籠、松の木などが配置され、日本庭園らしい景観を楽しめます。代表的な景観の一つが、池の近くにある徽軫灯籠(ことじとうろう)です。
冬には、雪の重みから松の枝を守るための「雪吊り」が行われます。雪吊りは、木の上部から縄を張り、枝を支える金沢の冬の風物詩です。
見どころ
- 徽軫灯籠と霞ヶ池
- 季節ごとに変化する庭園の景観
- 春の桜
- 初夏の新緑
- 秋の紅葉
- 冬の雪吊りと雪景色
外国人旅行者におすすめの理由
兼六園では、日本庭園の設計や四季の美しさを感じられます。散策しながら写真を撮りやすく、初めて日本庭園を訪れる旅行者にもおすすめです。
アクセス
金沢駅から路線バスまたは観光周遊バスを利用し、「兼六園下・金沢城」バス停で下車します。バス停から兼六園までは徒歩数分です。所要時間は交通状況により異なりますが、金沢駅からおおむね15~20分が目安です。
旅行時の注意点
- 春と秋の週末、冬の雪景色が見られる時期は混雑する場合があります。
- 雨や雪の日は石畳や園路が滑りやすいため、歩きやすい靴がおすすめです。
- 開園時間や入園料は変更される場合があります。訪問前に公式サイトを確認してください。
金沢城公園(Kanazawa Castle Park)

金沢城公園は、加賀藩前田家の居城であった金沢城跡を整備した公園です。兼六園に隣接しているため、2つの観光地を続けて訪れることができます。
金沢城は、江戸時代に加賀藩の政治と文化の中心地でした。現在の公園内には、復元された櫓や門、石垣、広場などがあります。
見どころ
- 菱櫓(ひしやぐら)
- 五十間長屋(ごじっけんながや)
- 橋爪門
- 河北門
- 石川門
- 石垣の見学
- 兼六園を望む景観
白い壁と黒い瓦のコントラストが特徴的な建築群も見どころです。海鼠壁(なまこかべ)と呼ばれる、白と黒の模様が特徴的な壁面を見ることができる場所もあります。
外国人旅行者におすすめの理由
日本の城跡ではありますが、天守だけを見る観光地ではありません。石垣、門、櫓、長屋などを通して、日本の城郭建築や城下町の歴史を学べます。
兼六園から徒歩で移動できるため、限られた時間で観光したい旅行者にも便利です。
アクセス
金沢駅から「兼六園下・金沢城」バス停までバスで約15~20分です。兼六園と同じエリアにあるため、兼六園観光の前後に訪れるのがおすすめです。
ひがし茶屋街(Higashi Chaya District)

ひがし茶屋街は、金沢を代表する歴史的な街並みの一つです。茶屋とは、江戸時代に芸妓が歌や踊りなどを披露した場所です。現在は、伝統的な木造建築が並ぶ観光エリアとして知られています。石畳の道沿いには、金箔店、和菓子店、カフェ、工芸品店、ギャラリーなどがあります。金沢らしい街並みを散策したい人におすすめです。
見どころ
- 格子戸が並ぶ伝統的な木造建築
- 金箔を使ったスイーツ
- 和菓子店やカフェ
- 伝統工芸品の店
- 茶屋建築を見学できる施設
- 早朝や夕方の落ち着いた街並み
外国人旅行者におすすめの理由
ひがし茶屋街は、金沢らしい歴史的景観を撮影できる人気スポットです。着物レンタルを利用して散策する旅行者も多くいます。
ただし、現在も住民が生活している地域です。道路をふさがない、大声を出さない、私有地に入らないなどのマナーを守りましょう。
アクセス
金沢駅からバスで「橋場町」または「東山」周辺のバス停へ向かい、徒歩でアクセスできます。バスの路線や所要時間は利用する便によって異なるため、事前に確認してください。
武家屋敷跡 野村家(Nomura Samurai Residence)

武家屋敷跡 野村家は、長町武家屋敷跡エリアにある歴史的な住宅です。武家屋敷とは、江戸時代に武士が暮らしていた住宅のことです。野村家では、武士の暮らしや建築様式を感じられる建物と、日本庭園を見学できます。
見どころ
- 江戸時代の武家屋敷を思わせる建築
- 室内から眺める日本庭園
- 武具や美術品の展示
- 落ち着いた城下町の雰囲気
外国人旅行者におすすめの理由
金沢城や兼六園とは異なる視点から、江戸時代の武士文化を知ることができます。建物の内部に入り、日本家屋の造りや庭園を近くで見学できる点も魅力です。
アクセス
金沢駅から長町武家屋敷跡周辺へは、バスまたはタクシーで移動できます。中心部から徒歩で訪れることもできますが、所要時間は出発地点によって異なります。
旅行時の注意点
施設内では靴を脱いで見学する場合があります。靴の脱ぎ履きがしやすい服装がおすすめです。開館時間や休館日は変更される場合があるため、公式情報を確認してください。
妙立寺(Myoryuji Temple / Ninja Temple)

妙立寺は、金沢市にある日蓮宗の寺院です。「忍者寺」という通称で知られていますが、実際に忍者が住んでいた寺ではありません。
建物内部には、隠し階段、落とし穴のような仕掛け、複雑な通路などがあり、外観からは想像できない構造になっています。加賀藩の時代に、防御を意識して建てられたと考えられています。
見どころ
- 複雑な内部構造
- 隠し階段
- 仕掛けのある部屋
- 寺院建築と防御的な工夫
- ガイドによる館内案内
外国人旅行者におすすめの理由
一般的な寺院観光とは異なる体験ができる点が魅力です。歴史、建築、謎解きのような要素に興味がある旅行者におすすめです。
アクセス
妙立寺は、金沢市の寺町寺院群エリアにあります。金沢駅からは路線バスやタクシーを利用できます。アクセス方法や最寄りバス停は、訪問前に確認してください。
旅行時の注意点
妙立寺の見学は、原則として予約制です。希望日時に入れない場合もあるため、早めに公式情報を確認し、予約することをおすすめします。
また、館内では撮影が制限される場合があります。案内スタッフの指示に従ってください。
金沢21世紀美術館(21st Century Museum of Contemporary Art, Kanazawa)

金沢21世紀美術館は、現代アートを展示する美術館です。円形の建物とガラスを多用した開放的なデザインが特徴です。
歴史的な庭園や城跡が多い金沢において、現代的な文化に触れられる場所として人気があります。
見どころ
- レアンドロ・エルリッヒ作「スイミング・プール」
- 建物そのものを楽しめる建築デザイン
- 国内外の現代アート作品
- 企画展
- 屋外展示や無料で利用できるエリア
外国人旅行者におすすめの理由
金沢21世紀美術館は、日本の伝統文化だけでなく、現代の日本文化にも触れたい旅行者におすすめです。兼六園や金沢城公園からも近く、観光ルートに組み込みやすい場所です。
アクセス
金沢駅からバスで「広坂・21世紀美術館」周辺へ向かいます。兼六園、金沢城公園、長町武家屋敷跡などから徒歩で移動することもできます。
旅行時の注意点
人気展示は混雑する場合があります。「スイミング・プール」など、一部の展示は整理券、予約、観覧方法の変更が行われることがあります。訪問前に公式サイトを確認してください。
近江町市場(Omicho Market)

近江町市場は、金沢市中心部にある歴史ある市場です。「金沢の台所」とも呼ばれ、新鮮な魚介類、野菜、果物、惣菜、飲食店などが集まっています。
市場内では、寿司、海鮮丼、焼き魚、カニ、甘えび、のどぐろなどを楽しめます。
見どころ
- 海鮮丼
- 寿司
- 新鮮な魚介類
- 季節のカニ
- 地元の野菜や果物
- 食べ歩きができる店舗
- 金沢らしい市場の活気
外国人旅行者におすすめの理由
石川県の食文化を短時間で体験できる場所です。金沢駅から比較的近く、観光の初日や帰る前の食事にも利用しやすい市場です。
アクセス
近江町市場は金沢駅からバスでアクセスできます。徒歩でも向かえますが、荷物がある場合や雨・雪の日はバスやタクシーが便利です。
旅行時の注意点
人気店は昼食時間帯に行列ができることがあります。早めの時間に訪れると、比較的入りやすい場合があります。市場は観光地であると同時に、地元の人が利用する場所でもあります。通路をふさがないように注意しましょう。
東京・大阪・京都など主要都市から石川県へのアクセス

東京から金沢へのアクセス
東京から金沢へ向かう最も一般的な方法は、北陸新幹線です。
東京駅から北陸新幹線の「かがやき」または「はくたか」を利用し、金沢駅へ向かいます。列車によって停車駅や所要時間が異なります。
- 出発駅:東京駅、上野駅、大宮駅など
- 到着駅:金沢駅
- 所要時間の目安:約2時間半
- 乗り換え:基本的になし
「かがやき」は停車駅が少ない列車です。「はくたか」は途中駅に停車するため、所要時間が長くなる場合があります。
大阪から金沢へのアクセス
大阪方面から金沢へ向かう場合は、特急「サンダーバード」と北陸新幹線を利用するルートが一般的です。
北陸新幹線の敦賀延伸後は、大阪駅から特急「サンダーバード」で敦賀駅へ向かい、敦賀駅で北陸新幹線に乗り換えて金沢駅へ向かいます。
- 出発駅:大阪駅、新大阪駅など
- 乗り換え駅:敦賀駅
- 到着駅:金沢駅
- 所要時間の目安:約2時間30分前後
- 乗り換え:1回
乗り換え時間や列車の接続は、ダイヤによって異なります。大きな荷物がある場合は、時間に余裕を持って移動しましょう。
京都から金沢へのアクセス
京都駅から金沢駅へ向かう場合も、特急「サンダーバード」と北陸新幹線を利用します。
- 出発駅:京都駅
- 乗り換え駅:敦賀駅
- 到着駅:金沢駅
- 所要時間の目安:約2時間前後
- 乗り換え:1回
京都から金沢は、日本の歴史都市を組み合わせて旅行したい人におすすめのルートです。
名古屋から金沢へのアクセス
名古屋から金沢へ向かう場合は、米原駅または敦賀駅などでの乗り換えを含む鉄道路線を利用する方法があります。利用する列車や時間帯によってルートが異なるため、事前に乗換案内やJR公式サイトで確認してください。
高速バスを利用できる場合もありますが、所要時間が長くなることがあります。時間を優先する場合は、鉄道の利用が便利です。
空港を利用してのアクセス
石川県の主要空港は、小松空港です。小松空港は金沢市の南西に位置し、国内線を中心に運航しています。小松空港から金沢市中心部へは、空港リムジンバス、タクシー、レンタカーなどで移動できます。
空港リムジンバス
小松空港から金沢駅までは、空港リムジンバスの利用が便利です。
- 到着地:金沢駅
- 所要時間の目安:約40分
- 特徴:大きな荷物がある旅行者にも利用しやすい
運行本数、乗り場、料金、予約の必要性は変更される場合があります。利用前に空港またはバス会社の公式サイトを確認してください。
タクシー
タクシーは、ホテルや目的地まで直接移動したい場合に便利です。ただし、料金はバスより高くなります。所要時間は道路の混雑状況によって変わります。
レンタカー
加賀温泉郷、能登半島、白山エリアなど、金沢市外も広く観光したい場合はレンタカーが便利です。一方、金沢市中心部だけを観光する場合は、駐車場探しや道路の混雑を考えると、バスや徒歩の方が便利な場合があります。
国際線について
小松空港の国際線は、季節や航空会社の運航状況によって変動します。最新の国際線情報は、小松空港公式サイトで確認してください。
国際線の選択肢が少ない場合は、東京の羽田空港・成田空港、または大阪の関西国際空港に到着し、国内線や鉄道を利用して金沢へ向かうルートが利用されます。
内線や鉄道を利用して金沢へ向かうルートが利用されます。
石川県内の移動方法
徒歩で観光しやすいエリア
金沢市中心部には、徒歩で移動しやすい観光エリアがあります。
特に以下のスポットは、バスと徒歩を組み合わせて巡りやすい場所です。
- 兼六園
- 金沢城公園
- 金沢21世紀美術館
- 長町武家屋敷跡
- 近江町市場
- ひがし茶屋街
ただし、兼六園からひがし茶屋街までなど、徒歩では20~30分程度かかる区間もあります。雨の日、夏の暑い日、雪の日、大きな荷物がある場合は、バスやタクシーを利用すると便利です。
バス
金沢市内では、路線バスや観光周遊バスが便利です。主要観光地を巡る「城下まち金沢周遊バス」は、初めて金沢を訪れる旅行者に利用しやすい選択肢です。
利用できる路線、運行時間、停留所、料金は変更される場合があります。乗車前に公式サイトや観光案内所で確認してください。
1日乗車券
金沢市内には、対象路線のバスを一定回数または1日利用できる乗車券が用意されている場合があります。複数の観光地をバスで回る予定がある場合は、お得になる可能性があります。
販売場所、対象路線、利用条件は変更されることがあるため、購入前に確認してください。
電車
石川県内では、北陸鉄道などの地方鉄道が一部エリアで利用できます。金沢市中心部の主要観光地を巡る場合は、電車よりもバスや徒歩が便利なことが多いです。
タクシー
時間を節約したい場合、雨や雪の日、家族旅行、大きな荷物がある場合はタクシーが便利です。短時間で複数の観光地を巡りたい場合には、観光タクシーを検討する方法もあります。
石川県で楽しみたいグルメ・文化体験
海鮮グルメ
石川県では、日本海で獲れる新鮮な魚介類を楽しめます。近江町市場や金沢市内の寿司店、居酒屋、海鮮料理店では、海鮮丼、寿司、焼き魚などを味わえます。
冬にはカニ料理が人気です。ただし、漁期や提供時期は魚種によって異なります。特定の食材を目当てにする場合は、訪問時期と店舗の提供状況を事前に確認しましょう。
金箔グルメ
ひがし茶屋街周辺では、金箔を使ったソフトクリーム、和菓子、スイーツなどを楽しめます。金箔は味そのものを加える食材ではありませんが、金沢らしい華やかな見た目を楽しめます。
写真撮影に人気がありますが、店内や周辺では他の旅行者や住民の迷惑にならないように注意しましょう。
地酒
石川県は日本酒の産地としても知られています。金沢市内や加賀エリアには、日本酒を楽しめる飲食店や酒蔵があります。
試飲をする場合は、年齢確認や運転の有無に注意してください。日本では20歳未満の飲酒は禁止されています。また、飲酒後の運転も禁止されています。
伝統工芸体験
金沢では、地域の伝統工芸を体験できる施設があります。
- 金箔貼り体験
- 加賀友禅の染色体験
- 九谷焼の絵付け体験
- 和菓子作り体験
- 茶道体験
体験によっては、事前予約が必要です。英語対応の有無、所要時間、料金、キャンセル規定は施設ごとに異なるため、公式サイトで確認してください。
着物体験
ひがし茶屋街周辺では、着物や浴衣をレンタルできる店舗があります。伝統的な街並みを着物姿で散策したい旅行者に人気です。
着物は歩きにくい場合があるため、長距離を歩く予定がある場合は、移動ルートを短めにすることをおすすめします。雨や雪の日は、レンタル店の対応や返却方法も確認してください。
初めての石川県旅行におすすめのモデルコース
1日モデルコース
午前:兼六園と金沢城公園
金沢駅に到着後、バスで兼六園へ向かいます。兼六園を散策し、その後は隣接する金沢城公園を見学します。目安時間は、兼六園と金沢城公園を合わせて約2時間半から3時間です。
昼:近江町市場でランチ
近江町市場へ移動し、海鮮丼、寿司、定食などを楽しみます。人気店は混雑するため、昼のピーク前に到着すると比較的利用しやすい場合があります。
午後:金沢21世紀美術館とひがし茶屋街
午後は金沢21世紀美術館で現代アートを鑑賞します。その後、バスまたはタクシーでひがし茶屋街へ移動し、金沢らしい街並みを散策します。ひがし茶屋街では、金箔スイーツ、和菓子、カフェ、工芸品店を楽しめます。
夜:金沢駅周辺で夕食
時間に余裕がある場合は、金沢駅周辺で寿司、郷土料理、日本酒などを楽しみます。日帰りの場合は、新幹線や在来線の時間に余裕を持って駅へ戻りましょう。
1泊2日モデルコース
1日目:歴史的な金沢を楽しむ
午前:兼六園と金沢城公園を見学します。
昼:近江町市場で海鮮料理を楽しみます。
午後:長町武家屋敷跡へ移動し、武家屋敷跡 野村家を見学します。その後、予約が取れた場合は妙立寺を訪れます。
夜:金沢市内のホテルや旅館に宿泊します。金沢駅周辺、香林坊、片町などで夕食を楽しむことができます。
ひがし茶屋街は住宅や店舗が多いエリアです。夜間に営業している店舗や見学可能な施設は限られる場合があります。夜の散策を予定する場合は、営業状況と安全面を確認してください。
2日目:現代アートと伝統文化を楽しむ
午前:金沢21世紀美術館を見学します。混雑が予想される展示は、早めの時間帯に訪れるとよいでしょう。
昼:ひがし茶屋街周辺で金箔スイーツ、和菓子、カフェランチなどを楽しみます。
午後:金箔貼り、九谷焼絵付け、和菓子作りなどの伝統工芸体験に参加します。体験後は金沢駅へ戻り、帰路につきます。
まとめ
石川県は、江戸時代から続く城下町の景観、兼六園のような美しい日本庭園、金沢21世紀美術館の現代アート、新鮮な海鮮料理を楽しめる旅行先です。
金沢市内には主要観光地が集まっているため、1日でも多くの名所を巡ることができます。1泊すると、伝統工芸体験、郷土料理、温泉地への小旅行なども加えやすくなります。
歴史、文化、庭園、アート、グルメを一度に楽しみたい方は、次回の日本旅行で石川県を旅程に加えてみてください。