毎朝決まって聞こえてくる蝉たちの鳴き声で私の一日は始まるのですが最近、この蝉の種類が〝油蝉(アブラゼミ)〟から〝蛁蟟(つくつくぼうし)〟へと変わっていきました。蛁蟟は晩夏から初秋に現れ夏の終わりを告げる蝉と呼ばれています。「ツクツクボーシ、ツクツクボーシ」…と思い込んで聞くと私にはそうとしか聞こえないのですが昔の人は様々な聞き方をしたのだそうです例えば、故郷を想いながら亡くなった筑紫の旅人の精霊が蝉の姿となり「筑紫恋し、筑紫恋し」と鳴いている…という言い伝えや、「つくづく惜し」と聞いた人「つくづく憂し」と聞いた人…。それは蛁蟟だけではなくミンミンゼミは「見う見う(会いたい会いたい)」と鳴きクマゼミは「然か然か(そうだそうだ)」と鳴いているのだとか😳現代では、音をそのままに写しとっただけの鳴き声も昔は言葉として聞いていたのですね自然と会話する中で自分自身の心と対話していたのかもしれません蛁蟟の鳴き声、皆さんにはどのように聞こえますか?
毎朝決まって
聞こえてくる
蝉たちの鳴き声で
私の一日は始まるのですが
最近、この蝉の種類が
〝油蝉(アブラゼミ)〟から
〝蛁蟟(つくつくぼうし)〟へと
変わっていきました。
蛁蟟は晩夏から初秋に現れ
夏の終わりを告げる蝉と
呼ばれています。
「ツクツクボーシ、ツクツクボーシ」
…と思い込んで聞くと
私にはそうとしか
聞こえないのですが
昔の人は
様々な聞き方をしたのだそうです
例えば、
故郷を想いながら亡くなった
筑紫の旅人の精霊が蝉の姿となり
「筑紫恋し、筑紫恋し」と鳴いている
…という言い伝えや、
「つくづく惜し」と聞いた人
「つくづく憂し」と聞いた人…。
それは蛁蟟だけではなく
ミンミンゼミは
「見う見う(会いたい会いたい)」と鳴き
クマゼミは
「然か然か(そうだそうだ)」と
鳴いているのだとか😳
現代では、音をそのままに
写しとっただけの鳴き声も
昔は言葉として
聞いていたのですね
自然と会話する中で
自分自身の心と
対話していたのかもしれません
蛁蟟の鳴き声、
皆さんにはどのように
聞こえますか?