ゆがむ おじかん です

まるで今まで室内飼いだった猫が、いきなり外に放り出されたかのように、錯乱状態の私は外を全速力で走っている。
そのうち駅のホームに辿り着いた。
奇声をあげながら、目の前の男の背中に体当たりすると、線路に落ちた男が、うつぶせで、もがいている。
勢い余って私まで落ちそうになったけど、なんとか踏ん張り、白線の内側まで下がった。
電車が滑り込んできて、男の姿がなくなった。
ギギーッと音をたてて急停車する電車。
男がどうなったのか気になって仕方ないらしい私は、電車の側面に頭のてっぺんをつけながら、下を覗きこんでいる。
にんまりとしている私の笑顔がドアップになる。
なぜか再び走り出した電車。
電車の側面が大根おろしみたいに、私の頭のてっぺんが大根みたいにすりおろされていく。
頭皮、頭蓋骨、脳ミソ、と削られていき、ついに二重瞼の線まで削られはじめて、
こりゃあ、やっべーぞと思っていたら、どこからともなく、さっきの男の眼球が転がってきた。
こうして私と男は恋に落ちた。
だから私も、ひょいっと飛び降りてみたら、私の体は粉微塵に張り裂けて、車体や線路に飛び散った。
眼球は垂直に飛んで、悲鳴をあげている女子高生たちの顔を凝視したし、もげた鼻は構内の焼きたてのパン屋さんの匂いを嗅いだ。
乳房はもみくちゃになり、真っ赤な甘そうなゼリーになったし、
左手のくすりゆびは、売店まで飛んでいって、スポーツ新聞の一面を飾る死神の求婚を受け入れた。
足の小指は、たまたま開いていた女子高生のバッグの中に着地した。
何も気付いていない女子高生は、帰宅したあとにバッグを見て驚くことだろう。
🍊まりかの今日の夢シリーズ🍊
これは、
まりかが、
むかし、
ふざけて、
写メ日記に書いていたシリーズなんですけど、
おもしろーい(笑)
よく、
こんなこと思いついたな!w
キッカケが、
当時の私は、
夢占いをすることが好きで、
夢の内容を盛って、ストーリー仕立てにしていたんです(笑)
そしたら、
意外に、
日記を読んだお殿様たちが
「こわいけど、おもしろすぎる、あのシリーズ好き(笑)」
って言ってくれたから、
張り切って書いていましたね(笑)
また書こうかな、誰か読んでくれるかな(笑)
そのうち駅のホームに辿り着いた。
奇声をあげながら、目の前の男の背中に体当たりすると、線路に落ちた男が、うつぶせで、もがいている。
勢い余って私まで落ちそうになったけど、なんとか踏ん張り、白線の内側まで下がった。
電車が滑り込んできて、男の姿がなくなった。
ギギーッと音をたてて急停車する電車。
男がどうなったのか気になって仕方ないらしい私は、電車の側面に頭のてっぺんをつけながら、下を覗きこんでいる。
にんまりとしている私の笑顔がドアップになる。
なぜか再び走り出した電車。
電車の側面が大根おろしみたいに、私の頭のてっぺんが大根みたいにすりおろされていく。
頭皮、頭蓋骨、脳ミソ、と削られていき、ついに二重瞼の線まで削られはじめて、
こりゃあ、やっべーぞと思っていたら、どこからともなく、さっきの男の眼球が転がってきた。
こうして私と男は恋に落ちた。
だから私も、ひょいっと飛び降りてみたら、私の体は粉微塵に張り裂けて、車体や線路に飛び散った。
眼球は垂直に飛んで、悲鳴をあげている女子高生たちの顔を凝視したし、もげた鼻は構内の焼きたてのパン屋さんの匂いを嗅いだ。
乳房はもみくちゃになり、真っ赤な甘そうなゼリーになったし、
左手のくすりゆびは、売店まで飛んでいって、スポーツ新聞の一面を飾る死神の求婚を受け入れた。
足の小指は、たまたま開いていた女子高生のバッグの中に着地した。
何も気付いていない女子高生は、帰宅したあとにバッグを見て驚くことだろう。
🍊まりかの今日の夢シリーズ🍊
これは、
まりかが、
むかし、
ふざけて、
写メ日記に書いていたシリーズなんですけど、
おもしろーい(笑)
よく、
こんなこと思いついたな!w
キッカケが、
当時の私は、
夢占いをすることが好きで、
夢の内容を盛って、ストーリー仕立てにしていたんです(笑)
そしたら、
意外に、
日記を読んだお殿様たちが
「こわいけど、おもしろすぎる、あのシリーズ好き(笑)」
って言ってくれたから、
張り切って書いていましたね(笑)
また書こうかな、誰か読んでくれるかな(笑)