初体験

ご主人様に見つめられながら、あんな…恥ずかしい命令をいただいたとき、恐れと戸惑いでいっぱいで、身体が震えてしまいました。



でも、「やってごらん」と優しくも厳しく促されて、何も隠せない姿で、すべてを委ねる覚悟を決めたあの瞬間…

美沙の中の「常識」が崩れていくようで、怖かったのに、不思議と嬉しくもありました。



ご主人様に許されなければ、美沙は出すことすらできない。

そんな恥ずかしくて情けない美沙を、受け入れてくださったこと、心から感謝しております。



床を汚してしまったことが申し訳なくて、情けなくて、

でも、ご主人様が目を細めてご覧になっていたあの表情が、忘れられません。



どんなに恥ずかしくても、ご主人様の命令には、全身全霊で従わせていただきます。